【インタビュー】家入レオ、自身初の武道館公演がWOWOWにて5月28日(日)放送。番組特設サイトにてライブダイジェスト動画を公開中!

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デビュー5周年のアニバーサリーイヤーを迎え、4月30日に自身初の日本武道館でのワンマンライブ<5th Anniversary Live at 日本武道館>を大成功のうちに終わらせた家入レオ。初のベストアルバムを基軸に13 歳の時に初めて作ったオリジナル曲「I promise you」や「Shine」、「太陽の女神」、「君がくれた夏」、「Silly」、「Hello To The World」などヒット曲、代表曲をすべて披露し、家入レオの過去、現在、未来をぎゅっと凝縮したようなステージを見せてくれた。ドレスアップした衣装で堂々と「僕たちの未来」をアカペラで歌うオープニングも、アコースティックギターでの弾き語りも、髪をしばって黒のパンツスタイルで武道館を全速力で走りながら歌うアグレッシブなステージングもすべてが彼女自身であり、さまざまなことを乗り超えてきたからこその未来へと続く通過点。演出、構成に関してもスタッフと何度も打ち合わせを繰り返し、そのビジョンを実現させた初武道館の模様がWOWOWにて5月28日(日)に放送される。

◆家入レオ 画像

■ホントに音楽が好き
■そう思えた公演だった

——初の日本武道館から約1週間(取材時)たちましたが、今、思い出すとどんな気持ちになりますか?

家入:5周年で武道館をやることが早いのか遅いのか、人によって感じ方は違うと思うんですけど、以前は「5周年目に武道館できなかったら、どうしよう」っていう焦りがあったんですね。だけど、あの日、ステージに立ってみて、「この先の景色がもっとみてみたい」って思って……。思った以上にあの場所に自分がしっくりきたんです。

——今このタイミングで武道館に立つことが?

家入:そうです。まだまだ自分は未熟だし、大それたことは言えないですけど、いくら大きな会場でやっても中身が伴っていないのはいちばん悲しい気がしたし、今後も焦ることなく一歩ずつ自分の120%を見せられるようにさらに頑張っていこうと思えました。ホントにみんなが祝福してくれた武道館だったので幸せでしたね。

——これまで数多くライブをやってきた中でも幸せだなって思えた?

家入:そうですね。Anniversaryで単発のライブというのも初めてだったし、泣いても笑ってもこの1回きりなんだって思えて力が出せました。

——デビューして2〜3年で武道館に立ったら、ああいうステージはできなかったかもしれないと。

家入:思いました。このタイミングがピッタリだったなって。

——だからこそ、もっと大きい場所に行きたいと思えたのかな?

家入:そうですね。もともとハングリー精神というか「絶対、やってやる!」っていう気持ちは強かったんですけど、自分のことだけでいっぱいいっぱいだった時期はいつもどこかで張り詰めていて、楽しさよりキツさの方が大きかったこともあったので。

——プレッシャーだったり?

家入:はい。17歳でデビューして、たくさんの大人が時間も労力もかけてくれる中、結果を出さなきゃいけないという気持ちがあったんです。そんな中、ちょっとずつちょっとずつファンの方たちや支えてくださっているスタッフの方たちと心が通じ合うようになって、自分というよりも「この人たちが笑顔になってくれるからもっと先に行きたい」って。そう思うようになってからどんどん世界が広がっていった。自分のために頑張るって誰かのために出すパワーと比べたら全然たいしたことないんだなって。

——何倍ものパワーが出せてしまう。

家入:そう。そんなの今まできれいごとだって思ってたけど、本当にそう思いました。

——実際、あの日、ステージに出て2階席の上まで埋まった景色やファンの大歓声を聞いてどんな気持ちになったんですか?

家入:今回は私が舞台裏からスッとセンターステージに立って歌い出す演出だったので、ドキドキしながら待ってたんですけど、SEがかかったらみんなが「レオ〜!」「レオちゃ〜ん!」「家入さん!」って名前を呼んでいる声が聞こえて「早くステージに出たいっ!」って緊張とは違う感情がありました。「みんなに会いたい!」って。楽しかったなぁ。ホントに音楽が好きだって思いました。

——MCでみんなとの距離を近く感じるって言っていましたね。

家入:武道館の形状ってホントにみんなの顔がよく見えるんですよね。「こんなに素敵な目で私のことを見てくれるんだ」って思ったし、幸せなキャッチボールができましたね。

◆インタビュー(2)
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