【連載】青SHUNコラム第153回『Ange☆Reve、2枚同時リリースのミニアルバムが快挙!楽曲制作秘話を語りませう。』

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Singer&Composer&Producerで活動しております、福岡出身アーティストのSHUNです。
「バ~イキング♪」でお馴染みの、フジテレビ『バイキング』や『奇跡体験!アンビリバボー』テーマ曲等を担当し、AKB48の映画『9つの窓』で全作品の劇中音楽を担当。
自身もシンガーソングライターとして現在、全国インストアライブツアーを敢行中!
アイドル界発の男女ユニット「旬野菜(フレべジ)」、自身がプロデュースする福岡発アイドルユニット「青SHUN学園」でも勢力的に活動。

今回は、わたくしSHUNが楽曲を提供し5/3に2枚同時に『Lumière ~天使盤~/~堕天使盤~』をリリースした、アークジュエル所属ユニット「Ange☆Reve」についてコラムを書こうと思います☆★

5/15日付けオリコン週間アルバムランキングで、それぞれ8位、9位の快挙を成し遂げたAnge☆Reve。
僕自身が手掛けた楽曲は「堕天使の心モヨヲ」「Tell me why?~最後の線香花火~」の2音源で、堕天使版に収録されております。

これまでに、「勇敢な恋のセレナーデ」「恋愛★下剋上!」の2曲に加え、これで4タイトルが音源化されたことになりました。

Ange☆Reveのオーディションがキネマ倶楽部で行われた時から審査員としても関わらせて頂いている身として、今回は“楽曲”という違った切り口と角度で制作秘話やストーリーなどを書きしたためたいと思います!



【堕天使の心モヨヲ】
天界で神のもと、偏ることなく全てに愛を捧げる存在であり使命だった天使たち。
その中の1人の天使が、偶然天界に迷い込んでしまった人間の男に心を奪われ、恋をしてしまった。規律が正しいが故に厳格な天界の風潮、何より親である神の逆鱗に触れる事は承知の上だったが、どうしてもその天使はこの恋を捨てる事が出来なかった。
この時点で堕天使となってしまったこの天使は、いわゆる人間界でいう駆け落ちの道を選び、人間の男と共に下界である人間界に逃げる。
しかし、当然のことながら神は怒り、他の天使たちを使い追いかけ、捕まえてしまう。
「もう少しで私は、君の幸せを願い消えるけれど…願いが叶うのなら、召される直前まで君のぬくもりを。」
歌詞にある通り、男の前で記憶を消され、また別の新しい天使に生まれ変えさせられた天使は、最後に恋のぬくもりを直前まで感じていたかった、しかし、それは叶わず…。
時を同じくして、男も記憶を消され、人間界に堕とされる。
ただこの楽曲で本当に言いたいことは、次にお互いが生まれ変わった際、きっと記憶の片隅にでも残っていたら、その時は何かの引き合わせで幸せになってほしい。
そんなファンタジーで、少し切ない物語です。

【Tell me why?~最後の線香花火~】
こちらは、アークジュエルの社長さんにオーダーを受けた時点で“線香花火”というワードで、夏に向けて楽曲を制作して欲しい、との依頼の中で生まれた楽曲。
線香花火、と聞いた時点で儚い、切ないと感じる人も多いのではないでしょうか??
ご多望に漏れず僕もその一人で、この楽曲に関しては更にメンバー一人一人の表情を出せる楽曲という部分を重視し、構成や歌詞に挑みました。
間奏メロディ・Aメロ・Bメロ・Cメロ・サビ・ラップメロ・セリフメロ・エンディングメロ等、実に多くのメロ構成を創り、それぞれにこの「Tell me why?~最後の線香花火~」の世界観にはみ出さないようにするのは気を使った所です。
また歌詞ですが、季節は夏!というより、夏の終わり。少し寂しさが助長される、夜風と夕暮れが切ない時間です。
「経験のない世間知らずな僕が初めて愛して、初めて全力で駆け抜けた熱すぎる真夏の恋だった。」このワードが示すように、登場人物の叙情詩を共感してほしい。
また、線香花火は落ちる前につれ、炎の玉の部分が大きくなっていき、重くなってポトッと落ちてしまう。その炎の部分を、歌詞では“こうべ(頭)”とよび、同時に思い出に比喩しています。さらに自棄になっているため、その熱で火傷しても構わないから思い出を掴みたい想いとは裏腹に、掴もうとした指の隙間をすり抜けていくという情景を言葉にしてます。


いかがでしたでしょうか??
今回のアルバムでは、僕の担当したのは上記2曲だけだったのですが、他にも素晴らしい楽曲が溢れた唯一無二の2タイトルアルバムです☆★

発売されてまだ一週間ですので、是非CDショップやネットなどでも音源を購入いただき、聴きこんでみられてはいかがでしょうか??おススメですよ!

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