世界初Wi-Fi-内蔵&スマホでプリセット管理、歴代フェンダーアンプをモデリングしたギターアンプ「MUSTANG GT」

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世界初となるWi-Fiを搭載した多機能モデリングデジタルアンプ「MUSTANG GT」シリーズが、フェンダーミュージックより登場した。あわせて同シリーズと連携して使用するスマホ専用アプリ「FENDER TONE」もリリースとなる。「MUSTANG GT」シリーズの発売は5月下旬予定、現在予約受付中だ。

「MUSTANG GT」シリーズは、人気のモデリングアンプ「MUSTANGアンプ」シリーズにさまざまなアップデートを施し生まれ変わった、フェンダーが提案する次世代のギターアンプともいえる製品。「MUSTANG GT40」、「MUSTANG GT100」、「MUSTANG GT200」の3モデルをラインナップする。

注目はやはりWi-Fi機能。これによりアーティストによって作成されたプリセットや自分で作成したプリセットの追加が可能。さらにOTA(OVER THE AIR)によるファームウェアのアップデートにも対応。世界中のプレイヤーやクリエイターたちが集うコミュニティとつながることもできる。


▲スマホ用アプリで、約60種のアンプモデリング、エフェクトをコントロール。アンプ、エフェクトは今後も追加予定。

iOS/Android対応の無償スマホアプリ「FENDER TONE」もかなり便利。アンプの各機能をスマホからコントロールできるのはもちろん、オリジナル・コンテンツへのアクセスや他ユーザーとのプリセット共有などが可能。フェンダーのサウンド・エンジニアやアーティスト、ユーザーによって監修・作成された多くのサウンド、プリセットをスマートに管理・操作できる。


▲大型フルカラーLCDディスプレイ搭載で、直感的な操作が可能。

また、本体にも大型フルカラーLCDディスプレイを搭載。従来のデジタルギターアンプでは複雑になりがちだったユーザーインターフェイスも、よりカンタンに、直感的になっている。

さらにBluetooth機能も搭載。スマホ内の音楽ファイルを「MUSTANG GT」シリーズで再生可能。Bluetoothスピーカーとして使用できるというわけだ。好きな曲をスマホからストリーミング再生、ギターソロやリズム・ギターを重ねてセッションするといった楽しみ方ができる。

サウンド面でも抜かりはない。エフェクター不要、歴代のフェンダー・アンプを搭載した多彩なプリセットを用意。根強い人気の「'59 BASSMAN」や定番の「'65 TWIN REVERB」などのヴィンテージトーンから、ポップ、ロック、モダンメタルサウンドまで幅広いジャンルに対応するアンプモデリングと、スタジオクオリティのエフェクトも搭載。また、アルゴリズムの改良により、アンプのピッキングレスポンスもリアルに表現する。「MUSTANG GT100」「MUSTANG GT200」には特別設計のCELESTIONスピーカーを搭載。楽器のトーンを増幅する役割だけでなく、Bluetoothストリーミングオーディオも高音質で再生する。

このほか、別売りのフットスイッチを組み合わせることで、ルーパー機能も使用可能(「MUSTANG GT200」はフットスイッチ付属)。また、フットスイッチに搭載される4つのボタンを使用することで、エフェクトやチューナー機能のハンズフリーコントロールも可能となっている。

●MUSTANG GT40



▲40W出力、6.5インチドライバー×2基 バスレフポート付きクローズドバック。デスクトップやブックシェルフに設置できるコンパクトサイズで、自宅で気軽に楽しめるモデル。

●MUSTANG GT100



▲100W出力、12インチドライバー×1基リハーサルスタジオ、レコーディング、小規模会場でのライブに最適なサイズとパワーを実現。

●MUSTANG GT200



▲200W出力、12インチドライバー×2基レコーディング、中~大型会場でのライブに最適なサイズと十分なパワーを提供。ルーパー機能の操作に使用できる4ボタン仕様「MGT-4」フットスイッチ標準バンドル。


製品情報

◆MUSTANG GT40
価格:オープン(市場予想価格 28,800円 税別)
◆MUSTANG GT100
価格:オープン(市場予想価格 50,000円 税別)
◆MUSTANG GT200
価格:オープン(市場予想価格 72,000円 税別)
発売日:2017年5月下旬予定


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◆MUSTANG 映像
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