モンスターストライク 初のオーケストラコンサートは、感動とサプライズに溢れた超絶パフォーマンスの連続

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4月27日(木)に、人気スマホアプリ「モンスターストライク」の初となる単独オーケストラコンサート<MONSTER STRIKE SYMPHONY 〜Prelude〜>がすみだトリフォニーホールで行われた。

◆<MONSTER STRIKE SYMPHONY 〜Prelude〜> 画像

会場にはロゴマークをあしらったフラッグが貼りめぐらされると共に、ステージ上にも中央に鎮座するパイプオルガンの左右に巨大フラッグとモニターが配され、開演を前にしてコンサートへの期待は否応なしに高まっていた。三部構成の今回のコンサートは、中田延亮による指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、第1部の1曲目「激究極〜荒原の蹄音〜」からスタート。演奏中は、オーケストラの映像だけでなく、モンスターストライクのキャラクターをフィーチャーしたVJ映像がモニターに映し出され、重厚なオーケストラの演奏とゲームの世界観がリンクした演出により観衆を魅了していった。



初披露となる新曲満載の第1部が終わると、壇上にMCが登場。モンストユーザーにはおなじみだろう、司会進行をつとめるのはXFLAGの中の人“さなぱっちょ”“ぱなえ”だ。彼女たちの呼びかけにより舞台上にはモンスターストライクプロジェクトを立ち上げた、株式会社ミクシィ取締役でXFLAGスタジオ総監督の木村弘毅氏と、モンスターストライクの楽曲を数多く手掛ける作曲者の桑原理一郎氏が登壇し、楽曲制作秘話や今回のコンサートへの想いを語り、コンサートは2部へ突入した。なお、BARKSでは桑原理一郎氏を迎え、本公演に関するインタビューを公開しているので、そちらも併せてチェックして欲しい(◆記事はこちら)。

第2部はうってかわって、連弾デュオ・鍵盤男子によるライブセッションのコーナーだ。告知動画でもおなじみのメインテーマの連弾でステージはスタート。鍵盤男子の超絶テクニックに酔いしれた後は、彼らの呼び込みより、このセッションのために集められたスペシャルバンドが登場した。サックス、ドラム、コントラバスと連弾によるエモーショナルなスペシャルセッションに客席は酔いしれるのであった。



休憩をはさみ、第3部に突入。昨年2016年の<XFLAG PARK2016>で披露されたモンスターストライク組曲が装いも新たにコンサートホール仕様で演奏される。すみだトリフォニーホールならではのパイプオルガン、合唱団、民族楽器、民謡など様々な音楽のエッセンスが融合され、大きなうねりとなって、楽章をおうごとに盛り上がっていった。第6楽章〜爆絶〜でクライマックスに到達し、演奏が終了すると、会場から大きな拍手と共に鳴り止まないアンコールが起こった。

指揮の中田延亮と作曲者の桑原理一郎氏が共に舞台上に再登場すると、指揮を委ねるサプライズが起こり、作曲者、桑原理一郎自身による指揮で第7楽章に突入したのであった。出演者全員が舞台上に再登場し、アンコールエンディングを盛り上げ、会場は興奮と熱狂に包まれ拍手が鳴り止まない感動のフィナーレとなった。



なお、本コンサートの演奏は収録がおこなわれ、演奏曲全てをオンラインで配信することが決定。5月25日にiTunes store、Google Play Musicなどで配信する予定である。

写真提供:Warner Music Japan

<配信情報>

タイトル:MONSTER STRIKE SYMPHONY 〜Prelude〜
アーティスト:新日本フィルハーモニー交響楽団
配信予定日:2017年5月25日
価格:1曲¥250、アルバム¥1,500

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