現行LAジャズの象徴カマシ・ワシントン、13分超えの新曲「TRUTH」発表

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現行LAジャズの象徴にして、ケンドリック・ラマーやサンダーキャット作品への参加でも注目を集めるカマシ・ワシントンが、今夏リリースが予定されている最新EP『Harmony of Difference』から13分を超える新曲「Truth」を発表した。

◆「Truth」映像

同曲は、今注目の映像ディレクターであるA.G.ロハスが手がけたショート・フィルムと共に公開された。最新作『Harmony of Difference』は、2015年のデビューアルバムにして名盤『The Epic』以来の新作であり、6つのパートからなる組曲となっている。カマシが完成させた組曲は、5つの異なる楽曲と第6のパートとなる「Truth」で構成され、「Truth」は5つの楽曲を一つのパフォーマンスの中で融合させている。


『Harmony of Difference』では、音楽用語の「対位法(Counterpoint)」の哲学的可能性を追求。この「対位法」についてカマシは、「類似性と差異のバランスを取る中で、異なるメロディーの間でハーモニーを生み出す芸術」と定義している。さらにカマシは、「異なるメロディーを融合することで生まれる美しいハーモニーを聴いて、リスナーが我々人間一人ひとりの違いの中にある美しさに気づいてくれることを願ってるよ」とコメントしている。

また今回、カマシが、ザ・エックス・エックス、サンファ、FKAツイッグスが所属するレーベル「Young Turks」と契約を結んだことも発表された。

▲EP『Harmony of Difference』
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