カマシ・ワシントン、初映画音楽スコア 『Becoming』が12月11日発売&無観客無料ライヴ10月30日配信
ジャズ・シーンを代表するサックス奏者、作曲家カマシ・ワシントンが初めて手掛けた映画音楽作品 『Becoming』のCD/LP盤が2020年12月11日(金)に世界同時発売される。
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同作は5月にNETFLIXで公開されたナディア・ハルグレン監督による前ファーストレディ、ミシェル・オバマに密着したドキュメンタリー映画のために書き下ろされた新曲と再録された過去の楽曲を含む全15曲を収録し、本年度エミー賞のドキュメンタリー作品部門の作曲賞にノミネートされている。また、10月30日(金)にはHollywood Bowlで収録された無観客ライヴの無料配信が決定。現在『Becoming』より収録曲を披露したトレーラー映像が公開されている。
『Becoming』は元ファーストレディ、ミシェル・オバマの劇的な人生の瞬間に密着した作品だ。それは彼女個人にとっても劇的な変化の瞬間であったが、彼女と夫がホワイトハウスで8年間の任期を務め、影響を与えたアメリカという国にとっても劇的な瞬間であった。映画では彼女の生活に密着するという貴重な映像を提供しており、視聴者は彼女が34都市を訪問し、分断の架け橋となるコミュニティの力に着目し、人々が自らの物語を率直に、また正直に共有することによって生まれる繋がりの精神について着目する巡業の舞台裏を見ることができる。
2020年12月11日(金)に世界同時発売される本作は、カマシが全楽曲の作曲とプロデュースを手がけ、ライアン・ポーター、マイルス・モズレー、キャメロン・グレイヴス、トニー・オースティンらネクスト・ステップの面々と父リッキー・ワシントンといった馴染みのメンバーに加え、ディアンジェロ、ジル・スコット、ローリン・ヒルらのバックを務めるトランペッターのドンテイ・ウィンスロー、NYコンテンポラリー注目の即興演奏家ショーン・サンダレガー、LAの手練ケネス・クラウチがレコーディングに参加。清々しい高揚感を纏ったライトメロウな表題曲「Becoming」、あまりにも耽美なピアノを背に優しいサックス・ブロウが染み渡るバラード「Song For Fraser」、バンド・アンサンブルとストリングスがゆっくりと溶け合う中でカマシの祝砲が上がる「I Am Becoming」などあくまで画面に寄り添いながらも、シンプルなテーマや旋律が美しく煌めくウェストコースト・ジャズが爽やかに駆け抜ける名演をおさめた一枚となっている。
『Becoming』
Young Turks / Beat Records
国内盤CD: YT230CDJP ¥1,800+tax
輸入盤CD: YT230CD ¥2,200+tax
輸入盤LP:YT230LP¥2,600+税
◆カマシ・ワシントン オフィシャルサイト
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