渡辺貞夫、1980年武道館公演を36年ぶりに再演したライブ盤リリース
渡辺貞夫が、1980年に行ったライブを36年ぶりに再演したライブアルバムをリリースする。
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渡辺貞夫は、1980年に日本人ジャズミュージシャンとして初めて武道館でコンサートを行い3日間で3万の観客を動員。<渡辺貞夫リサイタル・アット・武道館>と題されたそのコンサートは、渡辺のアルバムをプロデュースしていたデイヴ・グルーシンがアレンジを担当し、スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、ラルフ・マクドナルドなど、ニューヨークの一流ミュージシャンと100名を超えるシンフォニー・オーケストラが参加し大きな話題となった。日本ジャズ史上初となったこの大規模なコンサートは今でも多くのジャズ・ファンの記憶に刻まれている。またこのコンサートの模様をレコーディングしたライブアルバム『HOW’S EVERYTHING』は、米CBSよりリリースされ日本では輸入盤が先行販売された。
2016年12月渋谷オーチャードホールにて行われた36年ぶりの再演では、<渡辺貞夫リサイタル・アット・武道館>に参加したピアニストのデイヴ・グルーシンほか、ロベン・フォード、ラッセル・フェンランテ、ウィリアム・ケネディ、ベン・ウィリアムスらのリズム・セクションと村田陽一を中心とする日本を代表するホーンプレイヤーによるビッグバンドが共演。当時、デイヴ・グルーシンがオーケストラアレンジを施した楽曲を村田陽一がリアレンジし、迫力豊かなビッグバンドサウンドになって鮮やかに蘇った。
『アンコール!』
VICJ-61758 3,000円+税
■収録曲
1.アップ・カントリー
2.ムズーリ
3.つま恋
4.オール・アバウト・ラヴ
5.ナイス・ショット
6.シーイング・ユー
7.ノー・プロブレム
8.ボア・ノイチ
9.サン・ダンス
10.M&Mスタジオ
11.マイ・ディア・ライフ
12.クリスマス・ドリーム
■演奏者
渡辺貞夫(as,sn)
デイヴ・グルーシン(p)
ラッセル・フェランテ(p)
ロベン・フォード(g)
ベン・ウィリアムス(b)
ウィリアム・ケネディ(ds)
スティーヴ・ソーントン(perc)
ンジャセ・ニャン(perc)
サックスセクション:宮崎隆睦/小池修/近藤和彦/今尾敏道/佐々木はるか
トロンボーンセクション:村田陽一/辻冬樹/奥村晃/山城純子トランペット・セクション:西村浩二/佐久間勲/奥村晶/松島啓之
2016年12月11日 Bunkamura オーチャードホールに於けるライヴ・レコーディング
◆渡辺貞夫 オフィシャルサイト