道重さゆみの「再生」公演が開幕。モーニング娘。'17にも「もっと強気で行ってほしいです」

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道重さゆみの本格的なソロ活動となる公演イベント<SAYUMINGLANDOLL~再生~>の初日公演が3月19日に東京 丸の内COTTON CLUBにて開催された。

◆道重さゆみ 画像

モーニング娘。を卒業してからおよそ2年4ヶ月を経て「再生」を果たした道重さゆみ。先日新たなアーティスト写真も更新され、その可愛さにSNSでも話題が沸騰していた。

今回の公演はコンサート・ミュージカル・ディナーショーといった枠を取り払った約80分のライブパフォーマンス。『再生』と『希望』をテーマに、多彩な音と光、そして映像とイリュージョンによって作り上げられた道重のためのステージだ。ブランクからの復帰となったがそのかわいさは健在であるのと同時に、任期終盤にはリーダーを務め上げていたモーニング娘。の重圧から脱した、新しい道重さゆみの魅力を発見できる場にもなっている。

本編全8曲のうち<SAYUMINGLANDOLL~再生~>のために書き下ろされた新曲は「再生~わたしはここにいるわ~」「ちょっと逢わないくらいで」など6曲にのぼり、編曲にはモーニング娘。の楽曲も手がける大久保薫等が担当。そして道重さゆみの大ファンであることも知られている大森靖子が楽曲を提供した。また、モーニング娘。在籍時の道重曲としておなじみのナンバー「ラララのピピピ」「シャバダバ ドゥ~」も披露される。ステージ制作を手がけるのは、京都でロングラン公演中の『ギア-GEAR-』などを企画制作しているアートコンプレックス。


初日公演前の囲み取材では、「道重、再生します!」と取材陣にも明るく宣言した道重さゆみ。この2年4ヶ月の間には自身のやりたいことを見つめ直す一方で、「基本的にはぼーっとしてましたね。地元に帰ったり家族と過ごしたり」とリフレッシュの日々を振り返った。芸能界引退などは考えていなかったという。「歌とダンスがしたい!」という方針を決めた後、昨年8月頃から苦手だった歌にも力を入れ始めた。「今回のステージコンセプトは、再生するまでの約2年半をファンタジー化して表現する、というものです。いろいろ重なる部分があります」と道重。

再生を決めて周囲に報告をした際には、つんく♂からも「肩の力入れて頑張りや」という言葉をもらったほか、中澤裕子からも「そろそろなんだね」と喜んだ調子の声が届いた。今回のステージの前の仕事となったラジオ番組『ヤングタウン土曜日』ではパーソナリティーの明石家さんまや、先日結婚を発表した石川梨華にも再会し石川に祝福の言葉を贈った。道重自身は「2年半恋愛できなかった」とのことだが、記者陣が理想の結婚相手について尋ねると「家族以外の相手だと人見知りするんですよ。だからあんまり家に帰らなくてたまに会うくらいの距離感が理想。あんまり家を顧みない…(会場笑)。自分の時間を確保できる人がいいですね」と語った。

「25歳がかわいさのピークだから、そこでモーニング娘。を卒業したいって言ってたんですけど、“あれ、案外まだいけるな”と思って(笑)27歳としての大人の魅力も出していきたいですね」と道重。記者陣から不安はあったか?と問いが出ると「ありました。でも、自分のファンの方を信じようって思って、帰ってきました」とステージを楽しみに待ち受ける姿勢を見せた。ちなみに現在のかわいさはモーニング娘。卒業時を100点として「200点」とのこと。

先日のモーニング娘。'17のリリースイベントでは、道重の公演とモーニング娘。'17のコンサートツアーの期間が被ることをモーニング娘。'17のメンバーも気にしていた。道重さゆみは現在のモーニング娘。'17について「自分の思った以上に成長していて、自分の卒業したタイミングも間違ってなかったと思いました。私はライバルとは思ってないです。」と語ったものの、モーニング娘。'17側が被りを気にしていたことを記者から聞くと「大分弱気ですね。もっと強気で行ってほしいです」と笑顔を浮かべた。

道重さゆみによる公演<SAYUMINGLANDOLL~再生~>は、丸の内COTTON CLUBにて4月16日まで18日間、全34公演で開催される。


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