【インタビュー】 D-LITE（from BIGBANG）、ソロとして新たな一歩「僕の音楽を聴いて力をもらってくれたら」。T.O.Pも応援

■僕のソロはファンのみなさんと一緒に作っていくもの。
■T.O.Pさんからは「一人でドームツアーおめでとう。嬉しいね、応援するよ」と。

──アルバム発売後はいよいよドームツアーがスタートします。BIGBANGのコンサートを作るのとソロではどんな違いがありますか？

D-LITE:BIGBANGが魅せるライブだとしたら、僕のソロはファンのみなさんと一緒に作っていくものじゃないかなと思います。

──D-LITEさんのライブはファンの方との距離が近いのも特徴ですよね。

D-LITE：フィードバックするのがすきなんですよ（笑）。

──ああー。それで会場のお客さんと会話しちゃうんですか？
D-LITE:はい。僕も話すのが面白いんですよ。お客さん相手だから、どんなことを話すかは決まってない。だから面白いし、その状況に合わせて流れを作っていくのもライブの一つの面白さだと思うから。すごい楽しいです。

──それで、アドリブスイッチがハマっちゃうと、どんどんコンサートの時間が長くなっていくというのもD-LITEさんのライブの特徴です。

D-LITE:はははっ（笑）。あれはちょっと困りますよね。でも、あまり楽しくなかったら僕もやらないですよ。僕はみなさんもあれを楽しんでくれて、僕もそれが楽しいのでちょっとずつ長くなって…今回は、はい…長くならないように気をつけます（笑）。


──BIGBANGではやり慣れてますけど、ソロとしては初のドームツアーです。どんなライブになりそうですか？

D-LITE:会場が大きくなると1対1のコミュニケーションが取りづらくなるのは当たり前なので、ドームはもうちょっと広い視点で、みんなで楽しめるのはどんなことだろうというのを考え、悩んでいるところです。初のドームだからといって特に緊張はないんですけど。来てくれたファンのみなさんが後悔するようなライブにはならないようにしようと頑張っているところです。

──今回、ドラムはどうしましょうか。

D-LITE:あぁ～。それもすっごい悩んでます。まだやるかどうか決めてないです。

──ドラマチックにアルバムの幕開けを飾る「Intro (君へ)」のマーチングドラムはD-LITEさんが叩いてるんですよね？

D-LITE：いいえ、全然（きっぱり）。

──コンサートでは、あれを叩きながら下からブワッとドラム台ごとせり上がってくるオープニングを想像してたのに。残念（笑）。BIGBANGのメンバーにはドームツアーに関して何か言われましたか？

D-LITE：T.O.Pさんからは「一人でドームツアーおめでとう。嬉しいね、応援するよ」と言われました。


──入隊前にT.O.Pさんと会えたんですか？

D-LITE：香港公演の後に会いました。入隊する前の日に電話はしたんです。「気をつけて頑張ってきて」って。そうしたら「ソロ、僕も応援するよ」って。でも全然そんな悲しい雰囲気ではないんですよ？　韓国の男って軍隊に行くのは生まれたときから決まってることだから。明るい感じで。

──BIGBANGのなかでT.O.Pさんの面倒をD-LITEさんがみるようになったきっかけは？

D-LITE：僕の心が広いからじゃないですか（一同笑）。なかなかT.O.Pさんのあの冗談を受け入れられる人はいないと思います（笑）。

──D-LITEさんは受け入れられたから、いつしかT.O.Pさんのお世話係に？

D-LITE:ははははっ（笑）。たぶんそうだと思います。T.O.Pさんは年齢は一番上なんですけど、すごい心が繊細な人だし。冗談で“赤ちゃんみたい”っていってるんですけど、本当に純粋で赤ちゃんみたいにすっごい感情に素直な人なんです。僕はメンバーからもずっと“冷たい人だ”といわれてるんで（笑）。だから僕はT.O.Pさんにいい影響をもらってるし、僕もいい影響をあげたいし、いい関係になりたいなと思ってて。気づいたら今の関係になってました（笑）。

──BIGBANG全体のなかではD-LITEさんはどういう役割を担当してるんですか？

D-LITE:バランスをとる役ですね。上の方と末っ子の方のバランスをとる役割じゃないかなと僕は思ってます。SOL、G-DRAGON、T.O.PとV.Iが喧嘩しないように。

──（笑）。気配りが大変そうですね。じゃあソロのほうが正直気楽ですか？

D-LITE:気は楽です（笑）。一人だから体力的には大変なんですけど。でも、BIGBANGと違って完全に僕の世界観を作るわけじゃないですか？　それは楽しいです。ソロはソロで楽しいし、BIGBANGはBIGBANGでしかできないことがあるからどちらもすごい楽しいです。

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