ジョーイ・ジョーディソン「なぜスリップノットを解雇されたのか、いまだわからない」

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ジョーイ・ジョーディソンは、昨年夏、2013年にスリップノットを脱退した時期、運動障害や感覚障害がみられる神経疾患、横断性脊髄炎を患いドラムがプレイできない状態であったことを明かしたが、入院していたとき、お見舞いに訪れてくれたメンバーはたった1人しかおらず、いまでもなぜスリップノットを解雇されたのかわからないそうだ。

◆ジョーイ・ジョーディソン画像

AXS.comのインタビューで、スリップノットはどうしてジョーディソンの健康状態について語ろうとしないのかと問われた彼は、こう答えた。「それは、本当にいい質問だ。答えるのは難しいよ。だって、いまは何もかもニュースになるからな、自分の言葉には気をつけないと」

「彼らはみんな、俺が病院にいるのを知っていたが、見舞いに訪れたのは1人のメンバーだけだった。誰かが入院しているとき、そいつを愛していたら、見舞いに行くもんだろ。誰も来なかった。そして、気づいたらバンドを辞めていることになっていた。俺はその理由がわからない。どうしてそうなったのか理解していない」

「いろんな噂があるのは知っている。でも、それらは事実ではない。俺は、病状、入院、リハビリの経過を記録した書類、写真なんか全てを百科事典のように保管している」

しかし、病を乗り越え、新しくバンドを始めたことで、吹っ切れたようでもある。「いいんだよ、人生ってものは奇妙な道に導くことがある。俺は、これらを経験した後、戻ってきた。カンバックしたんだ」

「俺はスリップノットを辞めたわけじゃない。俺がスリップノットを辞めることは決してなかっただろう。ファンにはそれを知っていて欲しい。人生では、人々は別の方向へ進むことがある。それは仕方ない」

ジョーディソンは間もなく、新バンドVIMICのデビュー・アルバム『Open Your Omen』を発表する。

Ako Suzuki
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