【ライブレポート】T.M.Revolution、新年武道館2Daysで「まっすぐにやらせてもらいます」

T.M.Revolution 西川貴教が2017年1月3日および4日の2日間、日本武道館公演＜T.M.R. LIVE REVOLUTION'16-‘17 -Route 20-＞を開催した。ライブ中にはデビュー日である5月13日と14日に、さいたまスーパーアリーナでメモリアルライブを行うことも発表となった。

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T.M.Revolutionは2016年5月13日のデビュー20周年記念日を皮切りに、全国ツアーをスタートさせた。8ヶ月かけて全国47都道府県を廻り、2016年12月25日の熊本公演で全県を制覇。日本武道館2DAYSは同ツアーのファイナルとなるものだ。


ステージに組まれたセットは機材だけのシンプルなものだが、客席の360度すべてを使用する光景は圧巻。西川貴教は全方向から降り注ぐ大きな歓声に包まれながら、ヒット曲「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」をはじめ、デビュー曲「独裁 -monopolize-」や最新シングル「RAIMEI」など、代表的ナンバーを次々と繰り出していく。

6曲目に披露された「HEAT CAPACITY」では真っ赤なマラカスを振りながら歌ったほか、ライブの途中にはバンドメンバーが三味線を弾いて西川が大きな和太鼓を叩く豪勢なパフォーマンスも。迫力ある演出が360度の客席を熱狂させて、大歓声の反響が凄まじい。また、中盤ではバラードナンバー「THUNDERBIRD」「Meteor -ミーティア-」が演奏され、その圧倒的な歌唱力に客席が息を飲んで聴き入るシーンもあるなど、ステージがドラマティックに進行した。


「正月から他に行くとこないんかい！　俺は1日と2日はひたすら小型犬（西川の愛犬）を撫でていました」──西川貴教

と西川流のトークも絶好調。全国ツアーを振り返って、「一つ一つのライブが本当に大事なものになってます。どこでも、どの場所でも（胸元を指して）ココにあるものは変わらない。いつも通り丁寧に、まっすぐにやらせてもらいます」と新年の抱負を語った。

なお、すでに発表されているが、全国ツアーのさらなる展開として2017年2月19日に台湾・台北にて＜T.M.R. LIVE REVOLUTION’17 -Route 20 ASIA TOUR- to Taipei＞を行うことを報告。これに加えて、同武道館公演のチケット半券で“バニラエアー”の台湾行き航空チケットが当たるプレゼントキャンペーンが企画されていることも明らかにした。


サプライズ発表はまだある。台湾公演直後に、久しぶりのZeppツアー＜T.M.R. LIVE REVOLUTION’17 -ROUND HOUSE CUTBACK-＞開催を発表したほか、本日1月4日の公演ではデビュー日である5月13日と翌日14日に、さいたまスーパーアリーナで20周年を締めくくるライブ＜T.M.R LIVE REVOLUTION’17 -20th Anniversary FINAL＞を開催することもアナウンスし、これには満員の会場から大歓声が巻き起こった。

ライブはアンコールを含めて約2時間半、ほぼノンストップで20曲を熱唱し、10,000人（2日間計20,000人）を魅了した。デビュー20周年イヤーは5月13日まで続く。引き続き2017年のT.M.Revolutionにご注目を。





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