イモレイション、ひたすらヘヴィに、そして邪悪に

ポスト

デス・メタル・バンド、イモレイションの4年ぶり10枚目のアルバム『アトーンメント』が2月24日にリリースされる。

◆イモレイション画像

Nuclear Blast Recordsに移籍して3枚目となる今回も、イモレイションのポリシーにブレは無い。30年のキャリアを持つ彼らだが、すべての楽曲がひたすらヘヴィにテクニカルに、そして邪悪に畳み掛けてくる。それでいて、印象的なリフ・ワークや練られた構成により決して単調にならず、それぞれの曲の個性が際立っているサウンドだ。


レコーディングされたのはニューヨークのMillbrook Sound Studios、プロデューサーはPar Olofsson…と、本作もイモレイションにはおなじみの布陣で制作されている。前作のドラムのサウンドがあまりに機械的であったという反省を活かし、激烈でありながらも非常に聞きやすいサウンドに仕上がっている。そのオーガニックな響きが、人間の闇や腐敗、破滅への欲望という暗いテーマと相まって、唯一無二の世界観を作り出すのにつながったようだ。

Photo by Hannah Verbeuren



イモレイション『アトーンメント』

2017年2月24日 世界同時発売
【通販限定CD+Tシャツ】¥5,000+税
【CD】¥2,500+税
※日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.ザ・ディストーティング・ライト
2.ホエン・ザ・ジャッカルズ・カム
3.フォスタリング・ザ・ディヴァイド
4.ライズ・ザ・ヘレティックス
5.スローン・トゥ・ザ・ファイア
6.デストラクティヴ・カレンツ
7.ローワー
8.アトーンメント
9.アバヴ・オール
10.ザ・パワー・オブ・ゴッズ
11.エピファニー

【メンバー】
ロス・ドラン(ヴォーカル/ベース)
ロバート・ヴィグナ(ギター)
アレックス・ボウクス(ギター)
スティーヴ・シャラティ(ドラムス)

◆イモレイション『アトーンメント』オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報