175R、活動再開後初ワンマン決定「青春取り戻しに行こーぜ！」

175Rが、2017年4月8日、4月15日に活動再開後初のワンマンライブを開催することが決定した。

◆175R ライブ画像

これは、12月3日に175Rが出演したイベント＜SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り＞（千葉・幕張メッセ国際展示場）のライブMC中に発表されたもの。4月8日は東京・日比谷野外大音楽堂、4月15日は大阪・大阪城音楽堂にて実施される。

また、この日のステージでライブ初披露した、活動再開の決意表明を込めて書き下ろした新曲「これから」を12月4日より配信リリースすることと、約7年ぶりとなるオリジナルアルバムの制作に取り掛かっていることもあわせて発表。アルバムのリリースは来春を予定しているとのことだ。

▲175R／「これから」


以下は＜SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り＞でのライブレポート。

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活動再開の表明以来、多くのファンが待ち侘びたこのステージ。奇しくも6年前、活動休止前最後のライブとなった会場と同じく幕張メッセ国際展示場。そのメインステージには約1万8千人が詰めかけ、彼らの登場に固唾を呑む中、175Rが登場した。

「帰ってきたぞー！　会いたかったぞー！　骸骨祭り!!!　きっと今頃、SKULLSHITの大滝さんも俺たちと同じ気持ちだと思う！　一緒に唄ってきましょう！」と、オープニングは鮮烈なメジャーデビューを飾ったナンバー「ハッピーライフ」から。一曲目から彼らの想いとファンの想いがさく裂し、いきなり沸点を迎える白熱のステージがスタートした。

「僕の声」「YOUR SONG」と人気曲を立て続けに披露したところで、SHOGOが語り始めた（Vo）。「175R、6年ぶりに活動再開するということで、こんな最高の舞台でスタート切れてすげー嬉しく思っています！　丁度今から6年前、この幕張メッセのステージで活動休止の最後のライブを演って、偶然にも今回、骸骨祭りの主催SKULLSHITの大滝さんから “バンドで出てくれ！”というオファー頂いて、またスタートのライブをここ幕張メッセでやれるということを本当に嬉しく、幸せに思っています。大滝さんはじめ、SKULLSHITの皆さん、この骸骨祭りに関わる全ての皆さん、本当にありがとうございまーす！　そしてSKULLSHIT20周年おめでとうございまーす!!!」と、活動再開のきっかけと最高のステージを用意してくれた同イベント主催のSKULLSHITへの感謝と祝辞を述べた。

そして12月4日0時から配信リリースとなる新曲「これから」をライブ初披露。活動再開の決意表明の想いを込めたという新曲に、彼らの音楽に込めた変わらぬスピリットが全開で放たれ、オーディエンスへ届く。また、現在制作中の新作からもう一曲「夏のマボロシ」も披露され、パーティーチューンのナンバー「Party」を経て、この日のステージもクライマックスへ差し掛かる。インデーズ時代からの人気曲「SAKURA」のMCでは、4月に再開後初ワンマンとなると東京と大阪での野外ステージのライブ開催が決定したことも発表された。

そして、「ほんとに今日はありがとーーー!!!　もう一回、青春取り戻しに行こーぜ！　おーい!!　この想いは届くかな？」のMCで紹介したラストは彼らの代表曲、「空に唄えば」。冒頭から会場一体となった大合唱が鳴り響き、声を枯らし、魂の限りシャウトするSHOGO。感涙ものの光景が広がる。これまでと変わらぬ、否ここに至るまでの時間の積み重ねがより強靭なサウンドを作り上げ、進化した彼ら。175R第2章の幕開けを印す、最高の一夜となった。