ミック・ジャガー「消えたステージ衣装、娘たちのワードローブで発見」

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ミック・ジャガーはこれまでステージで着用していた衣装を倉庫に保管していたそうだ。なので、ザ・ローリング・ストーンズの展覧会を開くことが決まったとき、そのコレクションを揃えるのに苦労しないはずだった。

◆ミック・ジャガー画像

しかし、実際にキュレーターが倉庫を視察すると、何点か象徴的な衣装がないことに気づいたという。キュレーターのIleen Gallagherは『Harper’s Bazaar』誌にこう話している。「私たちが探している特定の衣装がなかったんです。何人かと話してみて、彼の娘たちじゃないかって思い当りました。実際、その通りでした」

ミックはこう続けた。「娘たちが“借りていた”んだ。僕の70年代のズボンを履くのは面白いと思ったようだ。返してもらったよ。“展覧会で飾るから返して”って、いい言い訳になった」

4~9月ロンドンで開かれたザ・ローリング・ストーンズの展覧会<The Rolling Stones: Exhibitionism>は、今月12日から2017年3月半ばまでNYで開催。その後、シドニーを訪れることが決まっている(2017年11月~)。展覧会は、4年かけて世界11都市を周る予定。

展覧会の中には、60年代初め、ミック、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズが共同生活をしていたロンドン(エディス・グローブ)の部屋を再現したコーナーがあるが、ミックはこんな注文をつけたそうだ。「当時そのままのものが出来上がったと思うよ。でも、最初に見たとき汚すぎるって思ったんだ。“タバコの吸い殻でいっぱいの灰皿10個も置かないでくれ。おいおい、みんな、ちょっとくらい減らしたって、まだ汚いだろ”って言ったんだ」


Ako Suzuki
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