【インタビュー】ソナーポケット、新作「Rain」はビターな大人の味わいに

■全国で知らない人がいないような名曲をまた生み出したい
■ソナーポケットの第2章・第一歩を踏み出せた

——「10周年に向けて」という言葉が出ましたけど、ここから10周年に向けての思いというのは？

ko-dai：僕はデビュー前、自分のことを天才だと思ってたんですよ（笑）。でもデビューしてから自分は天才じゃないって気づいたんです。そんな中「10年続けられたら自分を天才だと思いたいです」ってよく話してたんですけど、10周年ってあと2年じゃないですか。あと2年しかないのにまだ全然そんなふうには思えてなくて。だからこの2年の間にもっともっと頑張って、10周年の時に“自分は天才だ”って思えるようないい作品を作っていきたいですし、全国で知らない人がいないような名曲をまた生み出したいなと思っています。

eyeron：ほんと2年ってあっという間ですよね。たぶん変わらずにやれば、何も変わらないまま行っちゃうと思うんですよ。だからもっと進化するために、さらに挑戦していきたいし、10周年の目標である東京ドームが身の丈に合うように、1年1年頑張りたいなと思います。

matty：今まで同様、一歩一歩やっていくことに変わりはないんですけど、今回ちょっと変化を付けたシングル「Rain」で自分達の進化の証を表現できて、ソナーポケットの第2章・第一歩を踏み出せたので、それを今後の作品にも反映させていきたいし、恋愛だったり人間の営みの部分だったり、他の人が書かないようなラブソング、いろんな側面からのラブソングを作っていきたいです。で、こういうラブソングもソナポケだから許されるっていう状況をつくっていけたらなと思います。

▲matty

——今後もますます注目していきます！　では最後にもうひとつだけ。ラブソングマスターとしてというより、個人的な理想のデートコースを教えていただきたいなと思うんですが。

matty：理想のデートコース……僕は普段と変わらないことが一番だと思っている人間なので、家でごろごろしながら一緒に映画観て飯食って、というのが普通にできればいいなと。もちろん相手の女性がどこか行きたいって言えば、違うタイミングで行くとは思うんですけど、理想は家でゆっくりするのがいいですね。

eyeron：僕はホノルルマラソン・デートかな。旅行がてら。

——でもマラソンって“旅行がてら”できるものでもなさそうな（笑）。

eyeron：まぁでもそれぐらいのね、苦しい思いを共有しようぜ！っていう。

ko-dai：だったら富士登山でもいいじゃん（笑）。

eyeron：富士登山でもいいんだけど、なんか過酷なのがいいなと思って（笑）。

matty：じゃあアイアンマンとかは？　アイアンマン・デート（笑）。

eyeron：アイアンマンは俺でもやったことないから、無理だろそれは！（笑）

——“7つの挑戦!!!!!!!”で福岡マラソンを走って以来、マラソンにハマってるんですか？

eyeron：そうですね。まぁでも楽しそうですけどね、ホノルルマラソン・デート。

ko-dai：僕は下町デートがしたいですね。お昼は月島行って、夜は野毛でB級グルメを楽しんでとか。

——それは楽しそう！

eyeron：俺のは楽しそうじゃないってこと？

——ははは。楽しそうじゃないっていうか、苦しそうです（笑）。

ko-dai：で、お昼は月島でもんじゃを食べて。もんじゃを食べるときに何を飲んだらおいしいかな？って、俺いろいろ試してみたことがあるんですけど、ビールは殿堂入りとしても、それ以外ではカルピスサワーが一番合ってたんですよ。元々もんじゃってお菓子みたいだから、カルピスサワーがメチャクチャうまいんです。

全員：へぇー？　なるほど〜！

ko-dai：だからカルピスサワーから始めて、夜は野毛でホッピーを飲むとか。

eyeron：通だね！

——そのデートコース、メンバー3人で行くのも良さそうですね？

ko-dai：うん。3人で行くのもいいかも。3人で行っても全然バレない客層だし。

eyeron：いいね！　行ってみたくなってきた（笑）。

取材・文◎赤木まみ

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