キングス・オブ・レオン、新作の詳細を発表

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先週、2013年の『Mechanical Bull』に続く7枚目のスタジオ・アルバムのリリースが近いと明かしたキングス・オブ・レオンが、その詳細を発表した。

◆キングス・オブ・レオン画像

新作のタイトルは『WALLS』。「Waste A Moment」「Reverend」「Around The World」「Find Me」「Over」「Muchacho」「Conversation Piece」「Eyes On You」「Wild」「Walls」の10曲を収録する。

4thアルバム『Only By The Night』(全米売り上げ250万枚)をピークに、『Come Around Sundown』(約78万枚)、『Mechanical Bull』(約35万枚)とレコード・セールスが下がっていったのを機に、フロントマンのカレブ・フォロウィルは、「俺らは、情熱もハングリーさも失っていたことに気づいた」という。

そこで、これまでの6枚のアルバムをプロデュースしたAngelo Petragliaと再びタッグを組むのは「無難すぎる」と袂を分かち、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞したアーケイド・ファイアの『The Suburbs』を手掛けたMarkus Dravsをプロデューサーに起用。カレブは「時流に乗ってドレイクばりのことをやったわけじゃないが、間違いなくこれまでとは違うことをやっている」と『Billboard』誌に話している。

ジャレッド(B)いわく、Dravsからはこれまで誰にも言われたことがないようなことを言われたという。「“この曲は好きじゃない。良くない。そこから離れよう”とかさ。“OK、じゃセックス・ピストルズみたいにプレイしてみよう”とか言われたよ。で、スローな曲を速いものにしたりするんだ」

また、かつての情熱とハングリーさを取り戻すために、カレブは「レコード・セールスのことは忘れよう、プレイする会場のサイズなんて気にするな」との思いを強くしたという。さらに、キングス・オブ・レオンといえば家族だけにケンカが多かったが、いまは「これまでにないほど良く、強い絆で結ばれている」そうだ。

新生キングス・オブ・レオンのアルバム『WALLS』は、10月14日にRCAレコーズからリリースされる。

Ako Suzuki
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