YOSHIKI、メキシコでスタンディングオベーション

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X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』がさらなる金字塔を打ち立てた。7月28日(金)、世界遺産に指定されているグアナファトの街で、ラテンアメリカで最も権威があるとされるGuanajuato(グアナファト)国際映画祭が開催される中、述べ10万人の来場客が訪れる映画祭のクライマックスとも言えるステージで、125カ国4,000作から唯一選ばれた『We Are X』が上映された。

◆YOSHIKI画像






前日の27日(木)にメキシコ入りしたYOSHIKIは、映画上映後にピアノパフォーマンスも繰り広げ、メキシコ各地から現地を訪れたファンのみならず、今回のパフォーマンスを初めて見た映画祭関係者/セレブからも大絶賛を受け、感動の渦に巻き込んだ。このイベントの主催者でオペレーションディレクターを務めるパトリシア・クグラーは、このパフォーマンスを見て「X JAPANのパフォーマンスはメキシコで見たことがありますが、YOSHIKIさんのソロのパフォーマンスは初めて見ました。気が付いたら感動で涙が流れ、パフォーマンスに釘付けになりました」と語った。

この日演奏を行った野外ステージは、この日のためにメキシコを代表する歴史的建造物ALHÓNDIGA DE GRANADITASに特設されたものだったが、3,000人以上の聴衆が豪雨の中YOSHIKIの登場を待ち望んでおり、イベント直前に暴風雨が奇跡的に止んでのYOSHIKIの登場に、会場は大きな盛り上がりを見せた。








また、メインイベントとなった『We Are X』のVIPのみが招かれるプレミア試写会とレッドカーペットイベントにもYOSHIKIが登場、ラテンアメリカ中から集まった在メキシコ日本大使や在日本メキシコ大使を含む大勢の業界の著名人たちによるスタンディングオべージョンが沸き起こり、いつまでも拍手が鳴りやまなかった。

X JAPANのみならず、YOSHIKIのソロパフォーマンスに関するオファーも世界中から殺到しており、近々大きな発表がある予定のようだ。

『We Are X』は、2016年1月に米・サンダンス映画祭で最優秀編集賞、3月には米国・テキサスのサウスバイサウスウエストで最優秀オープニングタイトルデザイン賞を受賞、6月にはシアトル国際映画祭、モスクワ「Beat Film Festival」、上海国際映画祭にてスクリーニングされた。世界中の映画祭からラブコールを受けている『We Are X』は、この秋米国で初公開される予定で、日本での公開日発表が待ち望まれている。


▲左から、桃井かおり、原田眞人監督、山田彰駐メキシコ日本大使、YOSHIKI、カルロス・アルマーダ駐日メキシコ大使、サラ・ホック(グァナファト国際映画祭 エグゼクティブ・ディレクター)

『We Are X』のこれまでの映画祭での状況
コンペティション&スクリーニング
・1/21~1/31:サンダンス国際映画祭(米国・ユタ州)最優秀編集賞
・3/11~3/19:サウスバイサウスウエスト映画祭(米国・テキサス州)最優秀オープニングタイトルデザイン賞
・5/19~6/12:シアトル国際映画祭(米国・ワシントン州)
・6/15~6/19:上海国際映画祭(中国・上海)
スクリーニングのみ
・6/2~6/6:モスクワ「Beat Film Festival」(ロシア・モスクワ)
・7/22~7/31:グアナファト国際映画祭(グアナファト・メキシコ)

◆『We Are X』オフィシャルサイト
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