ジョーイ・ジョーディソン「メールでスリップノットを解雇されたのには傷ついた」
ジョーイ・ジョーディソン(Dr)が、2013年スリップノットをメール1本で解雇された経緯を明かした。バンドを脱退後、沈黙を守ってきたジョーディソンだったが、先週<Metal Hammer Golden Gods Awards>のスピーチで、当時、横断性脊髄炎を患いドラムがプレイできない状態だったことを明かした。
◆ジョーイ・ジョーディソン画像
そのスピーチでスリップノットへの変わらぬ愛を示し、アワード主催者の『Metal Hammer』誌のインタビューでも「彼らに会いたい」と話していたジョーディソンだが、バンド解雇のいきさつについてはメンバーを非難した。
ジョーディソンは、同じ『Metal Hammer』誌のインタビューで、当時のことをこう明かした。「バンド・ミーティングがなかったかって? ないよ。マネージメントから何かあったかって? ない、全くなかった。俺が受け取ったのは、もはや俺は、俺が全人生を捧げて創り上げたバンドの一員じゃないって書かれたバカげた、いまいましいメールのみだ。ホントにそうだったんだ。傷ついたよ。あれだけのことをして、あれだけのことを乗り越えた後、俺はそんな仕打ちを受ける覚えはない」
「彼らは俺の健康上の問題に困惑していたんだと思う。俺だって、最初はなんだかわからなかった。彼らは、俺がドラッグをやっていると思ったんだ。俺はそんなことしてなかった。俺はあいつらといろんなことを体験してきたし、彼らのことを愛している。でも、あのやり方は正しくなかったし、傷ついた。俺が言いたいのはそれだけだ。彼らのやり方は卑怯だった。酷かった」
ジョーディソンが病気のことやメンバーへの想いを明かしてから数日経つが、まだスリップノットからコメントはなされていない。
Ako Suzuki