P.M.ドーン、プリンス・ビーが死去

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アメリカのR&B/ヒップホップ・グループ、P.M.ドーンのアトレル・コーズ(プリンス・ビー)が6月17日、糖尿病から発した腎疾患のため入院先の病院で亡くなった。まだ46歳だった。

彼は2005年に脳卒中を起こし、身体の左側がまひしていたという。

アトレルは80年代後半、弟ジャレットとP.M.ドーンを結成。1991年にデビュー・アルバム『Of the Heart, Of The Soul And Of The Cross: The Utopian Experience』をリリースし、シングル「Set Adrift On Memory Bliss」(1991年)が全米No.1に輝いた。このほか、セカンド・アルバム『The Bliss Album…?』から「I’d Die Without You」「Looking Through Patient Eyes」のトップ10ヒットが誕生した。

「Set Adrift On Memory Bliss」で「True」がサンプリングされたスパンダー・バレエのゲイリー・ケンプは「なんてことだ、プリンス・ビーが逝ってしまった。彼が僕らの曲を取り上げ、さらにビッグにしてくれたことを、僕は一生感謝する」と追悼。ボーイ・ジョージ、クエストラブ、SBTRKTらもその早すぎる死を偲んだ。

合掌。


Ako Suzuki
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