【イベントレポート】チキパの“映画ヲタ”島崎莉乃、20歳のお祝いにハリウッドスターが緊急来日（？）
さらに、我が家とチキパということで、チキパのメンバーで誰が一番バカかを決める『ガヤパレ』恒例の「チキバカ-1グランプリ決定戦」が公開形式で実施されることになる。前回放送で勝敗がつかなかった渡辺亜紗美と小鷹狩百花、さらに、番組欠席だった溝呂木世蘭と永井日菜、さらに“金髪のバカ”とツッコミでネタにされた鈴木真梨耶を加えた5人による優勝決定戦だ。第1問『ひと目に知られないで努力・苦労すること。「縁の下のxxxx」？』ということわざ問題で、早々に永井が正解して勝ち抜け。さらに、「『ガヤパレ』でやりましたよ！」と、真梨耶もまさかの正解。一方、小鷹狩は「縁の下のハゲ頭」と、坪倉弄りで爆笑を呼びこむ。さらに「縁の下の……隅っこで勉強！」と渡辺。溝呂木は「縁の下の……木の下で♪」と、新たな童謡を誕生させる。これには山本も「あいつらマジやばい……。」と呟かずにはいられない。
2問目は『何事も成果が出るまでに年月がかかることを桃の木や栗の木に例えて表現したことわざは？』。前問で勝ち抜けた真梨耶が、これにもまさかの正解。会場全員から驚きの声、どよめきが起こる。もっとも渡辺、溝呂木、小鷹狩の3人から正解が一向に出ないため、「桃栗◯年、柿◯年」というヒントに加えて、おねーちゃんが「桃と栗が成長する早さ」とまで助言。「そんなん栽培してないからわからん！」と言い返した渡辺は、ある意味でそれは正論ではある。また「桃栗観念、柿、忘年……会」という溝呂木に、「溝呂木、勘弁」と我が家のほうが音を上げていた。
『3角形の内角の和は？』という問題にも、「内角って何ですか？」「3.14……」「π！π！パイ！パイ！」と、わちゃわちゃしっぱなし。「何を作るの？」と、もう一度、質問を確認したかった渡辺に「大人としてのお前を作ってんだよ！」と見事なツッコミを見せる我が家。しかし、“360÷2”という大ヒントをもらって、ここで渡辺が正解する。
溝呂木世蘭と小鷹狩百花による頂上決戦。『「白鳥の湖」「くるみ割り人形」の作曲者は？』『第35代アメリカ合衆国大統領で、テキサス州ダラスで銃撃されたのは、J.F.xxxx？』という問題にもまったく正解が出せず、むしろ会場のほうがヤキモキしていく。そして迎えた「人間にとっての三大栄養素は？ 炭水化物とタンパク質、そして？」という問題。「ヒントは杉山」と坪倉からのヒントを元に、溝呂木と小鷹狩は「油分！」「油！」「豚足！」「豚！」と矢継ぎ早に回答。「泣いてしまいそう。」と、杉山が思わずストップをかける。しかしここで、溝呂木が「脂肪」と答えて正解。結果、小鷹狩百花がチキバカ王に選出された。これを記念して王冠とマントが贈られた小鷹狩が「私はバカです。こんなバカでも頑張りますので、応援よろしくお願いします。」と、挨拶すると、会場から生温かい拍手が贈られた。
そして最後に、LA留学する山本真凜と鈴木真梨耶に、「頑張れって言わなくても頑張るだろうし、体だけ気をつけて。」と、我が家を代表して坪倉がメッセージ。そこで、最後に山本真凜と鈴木真梨耶が、我が家3人の名前を言えるかテスト。「杉山さんの名前だけ知らないんだよね。」と苦笑いする真梨耶に、坪倉が「ひ、ま……」と、ヒントを出し、「肥満！」と答えたところで、我が家とのコーナーは締めくくられた。
「SKY GATE」「カラフルスターライト」「WE ARE THE GREATEST NINE9'」のライブで終了した本編。もちろん観客からはアンコールが発生する。その手元には、有志が配布したブルーのサイリウムが光り、島崎莉乃の20歳の誕生を祝した横断幕も用意。やがてメンバーが再びステージに登場し、その光景を前に、島崎の瞳からは涙が溢れだしてきて止まらない。
島崎の20歳の誕生日サプライズとなったアンコールで歌われたのは「SUPER STAR」。しかも「莉乃が♥マーク 押した通知で100点」「りののって可愛い」「りののりのの～♪」「莉乃だけの I'm a super star」、さらにダメ押しで山本真凜が＜今こんな風にチキパでいられるのは / いつでも笑顔でいる莉乃がいるから＞と歌詞を変えて歌いあげた島崎莉乃スペシャルバージョン。他でもないメンバーたちからの粋なプレゼントで、会場には9人が生み出す温かさとやさしさが波紋のように広がっていった。
コメントを求められて「人間でよかったなって思います。今朝考えてたのが、（Twitterの）リプとか見てて、みんながおめでとうって言ってくれて。リプ見れてるのも私がこの活動しているからだし、人間だからだし。世界には貧しい子もいっぱいいるし。自分でよかったなって思ったし。最初の方はいろいろ迷ってた時期もあったんですけど、チキパのメンバーでよかったなってあらためて思ったし。真凜と真梨耶のぶんまで、今年は一生懸命頑張らないとなって。ファンの方も本当に温かくて。もっとファンの方に恩返しできる年にしたいなって思ったし。」と、島崎は号泣。そんな姿を目にして、（最近、頻繁に涙する姿を見せている）溝呂木もなぜか号泣。もっとも、小鷹狩が「もももな、莉乃にな、歌のプレゼントしたかってんけどな、この曲、歌うとこなかってん。」と、話して大爆笑を誘うなど、笑顔も涙も含めて、いつものチキパなのであった。
なお、“我が家っぽいコント”中に出てきた「20歳になってやってみたいことは？」というフリ。あらためて島崎にこれを投げかけてみると、「ひとりで大好きな映画のロケ地巡り。これはずっと計画してたもので、国内問わず海外にも行ってみたいと思ってます。」だそうだ。
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Cheeky Paradeは、5月21日23時からのNHK『着信御礼！ケータイ大喜利』に出演（関根優那・鈴木友梨耶・永井日菜）、また5月28日にららぽーと柏の葉で、翌29日にはららぽーと横浜にて、さらに6月3日にはららぽーと豊洲でリリースイベントを実施。そして、6月5日には、渋谷クアトロにて山本真凜と鈴木真梨耶をLAへと送り出す＜Cheeky Parade壮行会イベント（仮）＞を開催する（入場無料）。
text and photo by ytsuji a.k.a.編集部（つ）