イエス、『ドラマ』全曲プレイ・ツアー開催
イエスがこの夏、1980年にリリースした10枚目のアルバム『Drama』と1973年の『Tales From Topographic Oceans(海洋地形学の物語)』を演奏する北米ツアーを開く。『Drama』は全曲、ダブル・アルバムだった『Tales From Topographic Oceans』はオープニングとクロージング(サイド1とサイド4)をプレイするそうだ。
『Drama』が完全パフォーマンスされるのはこれが初めてだという。2枚のアルバムを演奏したあと、厳選したヒット曲もプレイする。
スティーヴ・ハウは「1980年、『Drama』をプロモートし開いたマディソン・スクエア・ガーデンでの数公演は、僕らのキャリアで画期的な出来事だった。(今回)僕らはとくに『Topographic Oceans』のオープニングとクロージングをパフォーマンスするのを楽しみにしている」と、アラン・ホワイトは「『Topographic Oceans』は僕がイエスとレコーディングした初めてのアルバムだ。音楽の境界線を押し広げ、英国で1位に輝いた」、ジェフ・ダウンズは「トレヴァー・ホーンと僕はバグルスにいたと思ったら、次はイエスに加わり、マディソン・スクエア・ガーデンで『Drama』をプレイしてた」とコメントしている。
<The Album Series: Drama + Topographic 1 & 4>ツアーは7月27日にオハイオ州コロンバスでスタート。現在のところ、9月4日まで25公演が告知されている。ラインナップは、スティーヴ・ハウ(G)、ジョン・デイヴィソン(Vo)、アラン・ホワイト(Dr)、ビリー・シャーウッド(B)、ジェフ・ダウンズ(Key)で、いまのところ、『Drama』時代のヴォーカリストだったトレヴァー・ホーンが参加する予定はない。
Ako Suzuki