山下達郎「クリスマス・イブ」がギネス世界記録に認定。「音楽を続けていて本当によかったと思っています」

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30年連続オリコンチャート・インを果たした山下達郎の「クリスマス・イブ」が、ギネス世界記録に公式認定された。

◆「クリスマス・イブ」ジャケット画像

現在、デビュー40周年の全国ツアー<PERFORMANCE 2015-2016>を開催中の山下達郎。彼が歌うクリスマスシーズンの定番曲「クリスマス・イブ」は、昨年2015年の12月28日付オリコン週間シングルランキング(オリコン集計期間:2015年12月14日~12月20日)で39位にチャート・インした。1986年から続いている「TOP100入り連続年数記録」が、前人未踏かつ節目となる“30年連続の大台”に到達したことが記憶に新しい中、この輝かしい記録がギネス世界記録に公式認定されたのである。

なお、今回認定された記録カテゴリーは「Most consecutive years to appear on the Japan single chart」(日本語訳:日本のシングルチャートに連続でチャート・インした最多年数)だ。本カテゴリーは、今回の「クリスマス・イブ」連続チャート・イン記録のギネス世界記録認定に際して、新たに設定されたカテゴリーである。

アルバム『Melodies』(1983年6月発売)よりシングルカットされた同曲は、1983年12月に初ランクイン。1986年に再ランク・インし、2015年までの30年間にわたり毎年シングルTOP100入りを継続している。その間、1988年にJR東海「X’MAS EXPRESS」CMソングに起用されたことが呼び水となり、以降、日本のクリスマスシーズンには欠かせないナンバーとなった。そして1991年1月にはミリオンセールスを達成している。同じくクリスマスソングの定番曲で、同記録歴代2位のワム!「ラスト・クリスマス」が記録した10年連続(1989~98年)を20年も上回るとともに、1983年12月発売から現時点での累積売上枚数を190.0万枚としている。



この件に関して、山下達郎は「何もかもが、ひとえに、この30年、どこかの時、どこかの場所で、レコードを手に取って下さった、リスナーの皆さまのおかげです。音楽を続けていて本当によかったと思っています。」とコメントを寄せている。山下達郎デビュー40周年のメモリアル・イヤーに相応しい、記念すべきニュースだ。

※ギネス世界記録(R)はギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。

◆山下達郎 オフィシャルサイト
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