【俺の楽器・私の愛機】1449「TAS完治宣言」

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【Fender Telecaster '77】(東京都 mukachang 3回目の歳男)


ギタリストの淡い夢のなかに「いつかは●●が持っているものと同じやつ」があると思います。山下達郎好きが発展してテレキャス好きになってしまった私もご多分に漏れずそのあこがれがあり、最近の某雑誌のテレキャス特集でGASならぬTAS(Telecaster Acquisition Syndrome)が再発。とはいえそんなのいつになることやらとも思いながらゆるゆる探していました。

そんな折にネットで見かけたこいつ。仕事の昼休みで見かけてからどうしても気になり、気づいたら定時で仕事を切り上げて楽器屋に直行していました。店員さんから手渡され、AM7を1発目に弾いた瞬間、「達郎さんのギターはブラウンなんだけどなぁ、シリアルも少し遠いし」というこだわりは吹っ飛びました。だって、アンプから出てきた音がライブで聞いていたあの音だったのですから!

「これは買わないと一生後悔するやつ」という直感を信じ、清水の舞台から飛び降りる気持ちでお持ち帰りしました。

スタジオで改めて弾いてみるとローズウッド指板なので見た目もそれなりに似ていて、運指もしやすい。そしてアンプ直でほぼ理想のクリーンがでるので、これまでかけっぱなしにしていたプリアンプがお役御免になりました。ギター自体もこの時代には珍しく軽い(前のギター対比0.4kg減)ので、以前の荷物が計1kg近く軽くなる計算。あぁ肩にもやさしい!

ネックに出てる木目もお気に入りです。「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」、これ真理。

これで前のギター(新品のアメデラ)は引退…と思いきや、最近の音楽をコピーするときはアメデラの方がしっくりきたりします。ギターって奥深いですね。音の違いを楽しみつつ、これからガンガン使います。だって楽器だもの。

唯一の難点は、弦とピックガードの隙間がこれまでのより1.5mmくらい狭く、同じ弦高でも弾いててピックガードをこすり続けてしまうこと。ピッキング改善のために練習の日々です。ネックポケットが深いようなので、厚紙でもはさんで底上げすればいいんでしょうか?いい方法あったら教えてください。

わたしのテレキャス探しの旅は終了。でももし、Fender Tatsuro Yamashita Telecasterとか出たら買っちゃうんだろうなぁ。



   ◆   ◆   ◆

楽器屋でメジャーセブンス弾いたらあかんよ。魔法がかかるステキステキ和音なんだから。でもそれをキラキラさせてくれるか、ギターを判断する試練のコードでもあるよね。それにしても運命的な一期一会だったようですが、ネックポケットにモノを挟むと音が変わってしまうので、要注意です。でも私はよくいじってました。くさび型のスペーサーを入れて、ギブソンのようなネック角を付けてブリッジを高めに設定すると格段にボディ鳴りが増すので、ネックポケットが深いと「ラッキー♡」と思っていたなぁ。邪道ですけどね。それにしても名言「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」、いただきました。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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