ア・トライブ・コールド・クエストのファイフ・ドーグ、死去

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アメリカのヒップホップ・グループ、ア・トライブ・コールド・クエストのMC、ファイフ・ドーグが火曜日(3月22日)、糖尿病からの合併症により亡くなった。まだ45歳だった。

◆ファイフ・ドーグ画像

彼は2008年に肝臓移植を受け、ここ数年は糖尿病が悪化するなど、あまり体調がよくなかったと言われている。しかし、最近まで曲の制作を行なうなど、その死は突然だった。

ア・トライブ・コールド・クエストのメンバーは「俺らの心は重い。打ちのめされている。人生ははかないと知りつつも、この覚悟はできていなかった」との声明を発表した。

ファイフ・ドーグは80年代半ば、幼馴染だったQティップやアリ・シャヒード・ムハマドとア・トライブ・コールド・クエストを結成。「Can I Kick It?」などがヒットし、ネイティブ・タンを象徴するグループの1つとなった。

ア・トライブ・コールド・クエストは2度ほど解散したが、2015年秋、デビュー・アルバム『People’s Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』のリリース25周年を記念し、アメリカのTV番組に出演。ファイフ・ドーグは1月、新曲をレコーディングしていたという。

ケンドリック・ラマー、クエストラブ、タリブ・クウェリ、パブリック・エナミーのチャックDなど多くのミュージシャンから追悼の言葉が寄せられている。

合掌。

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A Tribe Called Questさんの投稿 2016年3月23日


Ako Suzuki
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