やくしまるえつこ、即興・朗読・数字を扱う実験コンセプト作品の詳細を発表

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やくしまる えつこが“Yakushimaru Experiment”名義で即興・朗読・数字を扱う実験コンセプトアルバム『Flying Tentacles』のジャケットと収録曲目が発表された。

◆アルバム『Flying Tentacles』ジャケット画像

今作は、坂本龍一のレーベル“commmons”の10周年を記念して2016年3月30日にリリースされるものだ。その収録曲目は、オリジナル9次元楽器“dimtakt”を操るやくしまるえつこに加え、レーザーギター=ドラびでお、OPTRON=伊東篤宏、スライムシンセサイザー=ドリタ、のオリジナル楽器演奏者4名による光の即興セッション「光と光と光と光の記録、<京都SFフェスティバル2015>で初公開され大きな話題を呼んだ円城塔とのコラボレーション作品「タンパク質みたいに」が並ぶ。

さらに、やくしまるが素数を譜面化し、人力聴覚化した楽曲「ウラムの螺旋より」、やくしまると、夏目漱石(骨格から復元されたモンタージュ音声)との時空を超えた前代未聞の朗読共演(「FREEDOMMUNE 0 A NEW ZERO 2012」にて一部公開)を、音源作品として再構築した「思い出すことなど」といった計6曲ながら総収録時間はおよそ1時間にも及ぶ大作となっている。

なお、レコーディング&ミキシングエンジニアは、先日発表された相対性理論の最新アルバム『天声ジングル』(2016年4月27日発売)をはじめ多数の相対性理論・やくしまるえつこ作品を手がける米津裕二郎が、マスタリングエンジニアはオノセイゲンが担当している。また、収録曲のうち即興セッションの楽曲は、DSD録音による一発録りでレコーディングされている。

アートディレクション&ドローイングはやくしまるえつこ本人、アートディレクション&デザインはSemitransparent Designが担当している。




Yakushimaru Experiment『Flying Tentacles』

2016年3月30日発売
RZCM-86085 ¥2,500(+税)
レーベル:commmons × みらいレコーズ

[収録曲]
1.光と光と光と光の記録
2.タンパク質みたいに
3.PCNC++
4.ウラムの螺旋より
5.思い出すことなど
6.空飛ぶテンタクルズ
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