天才ギター少女Li-sa-X、スウィープからタッピングまで
世界中で話題を巻き起こしているLi-sa-X(りーさーX)が、ついにCMデビューを果たした。
◆Li-sa-X画像
Li-sa-Xは、現在11歳のギター少女だ。今回公開された映像は、ピックではなくカードを使って演奏するジャパンネット銀行のCM映像だ。
スウィープからタッピングまでテクニカルフレーズを次々と繰り出すシューベルト「子守唄」のプレイシーンだが、0:34~0:36ではディミニッシュ・スケールを5連符のスウィープ・ピッキングの上昇パターンで駆け上がり、0:50~0:52はディミニッシュ・スケールの6連符をスウィープでこなしている。その後ストレッチを使ったペンタトニック・フレーズから1:04~1:06ではスキッピング技を見せ、その後アーミングをかませながら、最後のタッピングではメジャーのコード進行の中であえてマイナー・ペンタトニックを聴かせるという、尋常じゃないプレイを聴かせてくれる。これまでLi-sa-Xは主にコピーのプレイ動画がほとんどだったが、このメタル子守唄はすべて本人のアレンジによるものとなっている。
ちなみにギター経験者であれば分かることだと思うが、カードでギターを弾くのはそれほど楽ではない。というか、ものすごく弾きづらく、とてもデリケートなプレイはできないものだ。Li-sa-Xの笑顔がすごすぎる。映像を見る限り、アンプはケトナーのようだ。あかべこのヘッドバンギングもメタルで素晴らしい。
Li-sa-Xは、5歳からギターを弾き始め、8歳の時にアップしたRACER X「Scarified」をカバー演奏している動画がきっかけで世界中で話題となったギタリストだ。彼女の存在を知ったポール・ギルバートもLi-sa-Xを称賛、エールを送っている。
もちろんりーさーXの名前の由来はRACER Xである。
◆Li-sa-XオフィシャルFacebook