【イベントレポート】アプガ、「もんげー岡山！」で ももちに挑む。「カントリー・ガールズには負けません！」

アップアップガールズ（仮）が、12月31日の大みそかに愛知・名古屋ダイヤモンドホールで、年越しライブ＜アップアップガールズ（仮）CD/J 15-6 カウントダウンジャンパー!＞を開催した。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆アップアップガールズ（仮） 画像

アップアップガールズ（仮）による岡山県PRソング「もんげー岡山！」ダンスバージョンの楽曲と振付のお披露目イベントが、2月15日に「とっとり・おかやま新橋館」（東京都港区新橋）にて実施された。

遡ること2015年11月に岡山県の「おかやま晴れの国大使（仮）」に任命され、「もんげー岡山！」の振り付けに着手していたアプガの6人。（※もんげーとは岡山県の方言で「すごい」という意味）この日は特別にメンバーカラーで用意された岡山県の法被を身にまとい、メンバーいわく「スタッフさんに教えて6分で踊れるようになりました！」という岡山県の様々なモチーフを取り入れたダンスを披露した。

葛城ユキによるロックテイスト豊かな原曲に対し、ダンスバージョンへのアレンジではアプガ曲でおなじみのmichitomoがアレンジを担当。仙石みなみは楽曲について「すごくゴリゴリのノリノリのダンスミュージックにアレンジしてもらいました」と語ったほか、佐保明梨は「誰でも踊れるような簡単な振付になっているので、とにかく皆で声を出して体動かして楽しめる曲になったんじゃないかなと思います」と岡山県PRに向けて前向きだ。

振付にあたってはアプガには珍しくテーブルを挟んでの会議で一つ一つを丁寧に検討。もんげーの『も』や岡山県を表現したポーズ、仙石の侍ポーズ「斬る～！」を上手くなじませた桃太郎ポーズに加え、サル・キジ・イヌや鬼を退治するというポーズも盛り込まれた。その他にも新井愛瞳が希望していた“岡山晴れの国”を表す晴れのポーズや、森咲樹がリクエストしていた“はじけるマスカット”のポーズ、そしてお尻をフリフリするポーズでは森から「桃尻です！」というキャッチーな紹介も。

イベントの後半では、「もんげー岡山！」のオリジナル版を唄う岡山県高梁市出身の歌手、葛城ユキも登場。アプガとのパワフルなコラボ共演を披露しイベントを盛り上げた。披露後には共演に対し「もんげー緊張しました」と森が語り、佐保はオリジナルバージョンとダンスの相性のよさを「ぴったり合うなと思いました！」と絶賛。

さらに佐藤綾乃は11月にも「もんげー岡山！」で紅白歌合戦に出たいと言っていたことに重ね、「このオリジナルバージョンとダンスバージョンの“もんげー岡山！“で紅白に出場できたら嬉しい」と思いを新たにする。葛城ユキもアプガのエネルギーに後押しされたのか「もう本当になんだか24歳になりました！（笑）」と優しく語り、アプガとの交流を深めていた。

アプガは今後、この楽曲とダンスをもとにPV制作へと突入。制作した動画は3月19日にパシフィコ横浜で行われるイベント＜SATOYAMA＆SATOUMIへ行こう 2016＞で初お披露目される予定だ。また、このお披露目を皮切りに約半年をかけ9月28日までに動画視聴回数20万回を超えることができれば、現在の「おかやま晴れの国大使（仮）」の（仮）が取れ、アプガは晴れて正式に「おかやま晴れの国大使」に就任することができる。PV制作への意気込みでは古川小夏がロケで岡山に行くことにふれ、「岡山県に住んでいる皆さんにも踊ってもらいたいと思っています」とコメントした。

さらにSATOYAMA＆SATOUMIといえば同じ事務所の後輩にして“もんげー部”であるカントリー・ガールズの存在が見逃せないが、ここで森咲樹が「やっぱり私たちは後輩たちには負けてられないのでもんげー頑張りたいと思います」と語った上に、新井愛瞳が「桃と言えば“ももちさん”という感じになっているんですが、そうではなくて“桃と言えばアプガ”になるように13年間培ったパワーをここで発揮したいと思います。カントリー・ガールズには負けません！」と攻めの発言。カントリー・ガールズ（そしてメンバーのももち こと、嗣永桃子）に一方的に挑戦状を叩きつけ、次の展開が気になる形でイベントを終えた。

アップアップガールズ（仮）は現在、全国47都道府県ツアーの終盤戦を敢行中。3月からの2016年ツアー、そして6月からのZeppツアーに加え、3月31日には新たな対バンイベントシリーズ＜Good Vibrations＞の開催も決定している。