ジミー・ベイン、肺がんを患っているのを知らなかった
ラスト・イン・ラインのメンバーが、ジミー・ベインの死因を明らかにした。肺がんだったという。しかし、本人は病魔に侵されているのを知らなかったそうだ。
正式発表によると、ベインは当初伝えられていた1月24日ではなく23日に亡くなったという。監察医が死因を肺がんだと特定した。
バンド・メイトのヴィニー・アピスはこうコメントしている。「ジミーは、肺がんを患っていることは知らなかったが、肺炎にかかっているのはわかっていて、治療を受けていた」
「でも、それが彼を止めることも、スローダウンさせることもなかった。俺ら4日間、毎日4時間リハーサルし、デフ・レパードのロック・クルーズに乗るためマイアミへ飛んだ。翌日、出港前のギグとサウンドチェックがあった。そのギグで、ジミーは素晴らしいプレイをした。重いベース・ギターを背中にかけながら、歌いさえした。不満も口にしなかったし、助けを求めることもなかった」
「その次の日、俺らはクルーズに乗り込んだ。5日間の旅で、俺らは4日目の日曜日にプレイすることになっていた。そのギグは実現しなかった。ジミーはその前夜、キャビンの中で息を引き取ったからな。俺ら、打ちのめされたよ」
「ジミーは戦士だ。彼は、愛するこのバンド、音楽、ファンに自分のすべてを捧げた。彼は誰もガッカリさせたくなかった。俺は、病気で具合が悪いっていうのに、こんなスケジュールを敢行しようとする奴はほかに知らない。戦士だ」
「彼は、俺らがレコーディングしたニュー・アルバムに満足し、誇りに思っていた。リリースされるのを彼が見られないのは、とても不運で残念だ。俺らはみんな、ツアーに出て、また一緒にプレイするのを楽しみにしていたんだ。俺らの間には魔法の力があった」
ラスト・イン・ラインは、2月19日にそのデビュー・アルバム『Heavy Crown』をリリースする。
Jimmy Bain - friend, brother and band mate passed away on Saturday January 23, 2016.The Medical Examiner report states...
Posted by Last In Line on 2016年1月31日
Ako Suzuki