SKY-HI、メジャー2ndアルバム『カタルシス』がウィークリー5位。「このクオリティの作品が作れた事は誇り」

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1月20日に発売となったSKY-HIメジャー2ndアルバム『カタルシス』が、2月1日付けのオリコン週間CDアルバムランキングにて5位にランクインしたことが明らかとなった。またiTunesのランキングも同様に5位を記録している。

前週に発売されたシングル「アイリスライト」は自身最高位のウィークリー2位を記録し、iTunesランキングでは1位を獲得。『カタルシス』と「アイリスライト」に対する賞賛は、ファンだけでなくアーティストなど多方面から鳴り止まず。さらに2月からスタートするホールツアーはソールドアウトと、SKY-HI、まさに上昇気流に乗っている。

「素晴らしいアルバムが出来ました。皆さんは普段どんな娯楽にお金を使っていますか? 映画や漫画、海外ドラマなど色々あると思いますが、この便利な時代に「音楽」でお金を取るのであれば、そこに匹敵する、むしろ勝ちに行けるその価値がないといけない、という責任を強く持って制作を進めました。決してマニアックにならずにこのクオリティの作品が作れた事は誇りですし、それをサポートしてくれた全てのファンとスタッフに、心から愛と感謝とリスペクトを感じています。」── SKY-HI



メジャー2ndアルバム『カタルシス』は、まさにそんなSKY-HIの言葉通りの1枚。一曲一曲の強さと完成度もさることながら、曲の並びも絶妙。「フリージア ~Prologue~」で、これからどんな物語が展開されるかと期待感を煽られると、「Ms.Liberty」から「Countdown」までの流れの心地よさで、一気に持っていかれる。「勉強のお供に……」「仕事しながら……」なんて軽い気持ちでこの作品を聞こうとするなら、この冒頭からの約15分で、まったく勉強や仕事が進んでいないことに気づくはず(※経験談)。さらに、緻密に計算された伏線や他楽曲とのつながりまでをも楽しむことができるこのアルバムは、まるで1本の映画のよう。「ライバルは映画」というSKY-HIの言葉も納得である。

入りやすいキャッチーな曲から、フレッシュでドープな音楽までの振れ幅。曲中の登場人物達の描写や心のゆらぎなどなど、(ある曲を聞きながら別の曲の歌詞を読んでみる、とか)歌詞と曲にいろんなやり方で向き合いながら体感すれば、いろんな見え方、聞こえ方、響き方がしてくるはずだ。

なお、アルバムタイトルの『カタルシス』という言葉には、“気持ちが浄化されること”“負の想いが解き放たれること”といった意味があるが、ダブルミーニングで“死す”を“語る”という意味も込められているという。

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