モット・ザ・フープルのドラマー、デイル・グリフィン、死去

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日曜日(1月17日)、70年代前半に活躍した英国のロック・バンド、モット・ザ・フープルのドラマーだったデイル・グリフィンが、アルツハイマー病から生じた合併症により亡くなった。睡眠中、安らかに息を引き取ったという。67歳だった。

◆モット・ザ・フープル画像

1969年に誕生したモット・ザ・フープルは、ライヴは好評だったがレコードは売れず、解散を決意するまでに至ったが、彼らの大ファンだったデヴィッド・ボウイから提供された曲「All The Young Dudes」で再生。1974年までに7枚のスタジオ・アルバムをリリースした。

シンガーのイアン・ハンターとギターのミック・ロンソンが脱退したのをきっかけにモット・ザ・フープルが解散した後、グリフィンはモットという名で2年ほど活動を続けた。その後はプロダクション会社を設立し、ハノイ・ロックスやザ・カルトのアルバムを制作した。80年代はBBCラジオのライヴ・セッションもプロデュースしていた。

モット・ザ・フープルの再結成を願っていたグリフィンだが、2009年にそれが実現する直前、アルツハイマー病と診断され、再結成公演ではアンコールでのみドラムをプレイ。2013年のツアーには参加できなかった。

合掌。

Ako Suzuki
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