ニュー・オーダー「ピーター・フックの訴えにガッカリ」

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ニュー・オーダーが、バンドを脱退したピーター・フックから印税をめぐり訴えられたことに対して声明を発表した。

◆ニュー・オーダー画像

「バンドは当然のこと、ピーターがこのような訴えをこのような特定の方法で追及しようとしているのを残念に思っている。これまでの報道にはいくつか誤解がある。ピーターはいまでも、例えば、バック・カタログ全ての印税の分け前をきちんと受け取っている。議論となっているのは、2011年以降、彼抜きで制作された僕らの作品からの収入の取り分に関してのみだ」

「これ以上僕らが話せることはない。裁判所では、彼に訴訟を進める権利があるということ以外、何も決定しなかった。だから、これは現在も進行形だ」

「僕らはくじけず毎日を生き、ツアーやニュー・アルバムのプロモーションに専念する」

フックは、バーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートの3人が2011年、彼に知らせることなく新会社New Order Ltdを設立し、バンドの資産を管理し始めたため、230万ポンド(約4億2500万円)損したと裁判所へ申し立てた。

裁判所は、フックから提出された訴状を受け付けたが、両者の間で和解するよう勧めたと伝えられている。現在のところ、その兆候はない。

Ako Suzuki
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