cali≠gari、週末ライヴ最終日に春の全国ツアー詳細発表

cali≠gariが11月の毎週末に本八幡Route Fourteenにて開催したライヴが＜シリーズ“街”本八幡発狂＞だ。11月28日、そのファイナルとなる＜シリーズ“街”本八幡発狂 -La’royque de zavy CD発売記念GIG-＞が行なわれた。

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2011年の＜V-ROCK FESTIVAL＞出演以来、公に姿を見せることがなかったバンドLa’royque de zavyが、新作CD「Rha's Al Ghûl Gorgoneion」を引っ提げて生演奏を見せるということもあって、この日のチケットは即SOLD OUT。コスプレ限定というドレスコードにしたがってナース姿やキャラクターに扮した大勢のファンが本八幡Route Fourteenに詰めかけた。


オープニングアクトとして出演予定だったcali≠gariだが、交通渋滞で到着できないというハプニング。オープニング出演がキャンセルとなったため、急遽La’royque de zavyがステージに登場した。新曲「sacred requiem」「愛しすぎて刹那すぎて心苦しくなって」や、BUCK-TICKの「惡の華」、MUCCの「アカ」、LUNA SEAの「FATE」などのカヴァーを含む全8曲を披露。懐かしさと斬新さが同居する儚くも狂おしいパフォーマンスにフロアが大いに沸いた。




そしてcali≠gariが会場に到着。cali≠gariのステージは、＜本八幡発狂＞ファイナルの始まりにふさわしく、「発狂チャンネル」からスタートした。「わるいやつら」「紅麗死異愛羅武勇」などの最新ナンバーをはじめ、バラード「冷たい雨」、初期の人気曲「嘔吐」「失禁」、そしてラストは「エロトピア」と、ショートサイズながらもバラエティ豊かなメニューで＜La’royque de zavy CD発売記念GIG＞を盛り上げた。

アンコールで再び登場したcali≠gariメンバーは、「クソバカゴミゲロ」「37564。」「-187-」と彼らの中でも最強の悪態ソングを畳み掛ける。最後は「サイレン」でフロア全員が絶叫。その様子はまさに＜本八幡発狂＞だ。こうして最狂の夜が終わった。


ステージの終了と共に、スケジュールのみ発表されていたcali≠gari春の全国ツアーの詳細が明かとなった。タイトルは＜cali≠gari TOUR2016 “憧憬、睡蓮と向日葵”＞だ。このタイトルは2016年のcali≠gariの最重要キーワードとなるとのこと。また、同ツアーは、現在全14公演が予定されているツアーに、“複数回参加したい”という熱狂的なファンのため、ファンクラブ限定で「僕と私の全通ファストパスカード」が販売されることが発表となった。さらにファストパスカード購入者を対象に、全ファス発売記念イベント＜全通できるかな？＞が開催されるとのこと。

cali≠gariは、2016年1月5日にD’ERLANGERやsukekiyoも出演する自身主催イベント＜シリーズ 街“東京13号地”＞を開催する。

撮影◎小松陽祐（ODD.JOB）



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