Campfire Audioから、ORIONとJUPITERついに発売

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5月に発表され、発売が待たれていたCampfire Audio(キャンプファイヤー オーディオ)のイヤホン2モデルが、2015年11月27日(金)に発売となる。1ドライバーのORION(オリオン)と、4ドライバーのJUPITER(ジュピター)だ。


ORION(オリオン)は、「Less is more」…「最小で以って、最大限の成果を生み出す」ことをコンセプトに開発されたIEMで、ひとつつのスタンダードモデルとして歴史に名を残すべく設計されたものだという。開発コンセプトの通り設計はシンプルで、精密加工されたアルミニウム筐体にバランスド・アーマチュアドライバーを1基搭載したモデルだが、誰もが驚くようなクオリティを生み出したと語っている。ダイナミックドライバー型イヤホンを聴いていると錯覚するようなサウンドバランスが特徴で、歯擦音を含まない透明感ある高域、原音に近い中域、ダイナミックドライバーの音だと錯覚すらさせるような低域の再現性・量感を自然に両立させたとのこと。

端子にはベリリウム銅で加工されたMMCX端子を採用し、付属のIEMケーブルは、ALO audio「Tinsel Earphone Cable」が使用されている。


一方のJUPITER(ジュピター)は、数年掛けて創り上げてきたオーディオに対する取り組みを具現化させたもので、ORIONが持つピュアで心地良いサウンドを備えながら、高い明瞭感とより深くまで再現される低域を追求し続け、何千時間もの時間を開発にかけて作り上げたモデルとなる。

JUPITERは、Campfire Audioが求めるサウンドを表現しており、音楽を聴く楽しみを与えてくれるイヤホンという。チューブレス(音導管を使用しない設計)という特徴を持ったクアッドドライバー型IEMで、4基の各バランスド・アーマチュアドライバーにチューブを使用しないことにより、周波数特性の変化や高周波域の劣化を未然に防ぎ、高周波域のレスポンスを向上させているとか。「Resonator assembly(レゾネーター・アセンブリー)」と呼ばれたこの設計技術は、バランスド・アーマチュアドライバーが本来持つ周波数特性をより正確に再現し、結果として高域に角が立たない(歪の少ない)明瞭感ある高域が得られ、ボーカル領域の表現もより開放的でリアルになるという。

●ORION

2015年11月27日発売
定価:OPEN
メーカー希望小売価格(税別):38,700円
イヤホン筐体:アルマイト加工処理アルミニウム筐体
ドライバー:バランスド・アーマチュア型(BA型)
ドライバー構成:シングルドライバー
ケーブル長:約 145cm
イヤホン端子:ベリリウム銅加工された MMCX端子
入力端子:3.5mm ミニ端子
重量:23g
生産国:米オレゴン州ポートランド
付属品:ALO audio製 Tinsel Earphone Cable(高純度銀メッキ銅)、オリジナル キャリングケース、イヤーチップ(シリコン, フォーム , Comply Tx-400)、Cleaning tool、保証書(1年間)

●JUPITER

2015年11月27日発売
定価:OPEN
メーカー希望小売価格(税別):114,500円
イヤホン筐体:アルマイト加工処理アルミニウム筐体
ドライバー:バランスド・アーマチュア型(BA型)
ドライバー構成:4 ドライバー(Low x 2, High x 2)
クロスオーバー:2ウェイ・クロスオーバー
採用技術:Resonator assembly(レゾネーター・アセンブリー )
ケーブル長:約 145cm
イヤホン端子:ベリリウム銅加工された MMCX端子
入力端子:3.5mm ミニ端子 , 2.5mm 4極端子(Astell&Kernプレイヤー向け )
重量:23g
生産国:米オレゴン州ポートランド
付属品:ALO audio製 Tinsel Earphone Cable - 3.5mm(高純度銀メッキ銅)、ALO audio製 Tinsel Earphone Cable - 2.5mm(高純度銀メッキ銅)、レザー製キャリングケース、イヤーチップ(シリコン, フォーム , Comply Tx-400)、Cleaning tool
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