スヌーピー初のCG/3D映画スペシャルイベントに前田敦子、絢香登場
世界中で親しまれ愛され続けているスヌーピー初のCG/3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』。12月4日の日本公開を目前に控え、11月17日に最大の祭典<ジャパン・スペシャル・イベント>を開催致した。
スペシャル・アンバサダーの前田敦子や、日本版エンディング曲を歌う絢香も登場したこのイベントの模様をオフィシャルレポートで紹介しよう。
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「ILOVEスヌーピー!」の掛け声とともに、イベントが華やかにスタート。巨大なスヌーピーの小屋のセットから最初に登場したのは、吹替え版の声優を務めた、鈴木福(チャーリー・ブラウン役)、芦田愛菜(チャーリー・ブラウンが恋する赤毛の女の子役)、小林星蘭(サリー役)、谷花音(ルーシー役)の4人。さらにこの日を祝うために来日した監督のスティーブ・マーティノと「ピーナッツ」原作者の息子であり、本作でプロデューサー・脚本を務めたクレイグ・シュルツ、そして本作の主役スヌーピーも会場に駆け付けた。
「何をやってもうまくいかない、でも決してあきらめないチャーリー・ブラウンの声優をやりました鈴木福です。チャーリー・ブラウンは喜怒哀楽が激しくて怒っているシーンから急に勇気を出すシーンとか難しかった。」── 鈴木福
「チャーリー・ブラウンの初恋の相手。転校生の赤毛の女の子役の芦田愛菜です。スヌーピー大好きなので、スヌーピーの世界に入っていけて夢のようでした。」── 芦田愛菜
「チャーリー・ブラウンの妹です。気分がコロコロ変わる気分屋さんのサリー役、小林星蘭です。」── 小林星蘭
「ちょっと意地悪な仕切り屋さん、でも、みんなの相談役になったりします。実は片思いをしている男の子には、弱い女の子。ルーシー役の谷花音です。」── 谷花音
日本を代表する子役4人とこの日、初めて会った監督とクレイグは、可愛らしい彼らの姿に終始笑みが絶えない和やかな様子。監督は「ここ日本に来るのを何か月も楽しみにしていました。日本ほどスヌーピーファンが多い国はいないですからね。」と語り、映画公開を楽しみにする沢山の観客を前に喜びを語った。
「ここ日本に来るのを何か月も楽しみにしていました。日本ほどスヌーピーファンが多い国はいないですからね。(鈴木福を見て)ホントに素晴らしい! 福くんのカール、まさにチャーリー・ブラウンです。キュート!。」── スティーブ・マーティノ
「(日本語で)こんばんは! 来てくれてありがとう!! I LOVEスヌーピーを楽しんで下さい!」── クレイグ・シュルツ
そして次に登場したのが、本作でスペシャル・アンバサダーを務める前田敦子。ドローンでできた空飛ぶウッドストックを連れ、黄色い衣装を着てゴンドラで可憐に登場した前田は、大好きなスヌーピーの映画を制作した監督とクレイグに会えたことに大興奮の様子。「私は、スヌーピーと共に生活している、と言っていいぐらい、家にグッズがたくさんあるのですが、公開を楽しみにしている一人のファンとしてこういう場にいれてすごく嬉しいです。1年前から映画館で「来年12月公開」という予告を見ていたのですが……、1年ってあっという間ですね。公開が楽しみです。」とスヌーピー愛を熱く語った。
会場のファンや前田、子役たちは、皆スヌーピーが大好きということで、特別に監督自らがスヌーピーの描き方を教えてくれることに。監督は、慣れた手つきで可愛らしいスヌーピーを描き上げ、「頭を上げ、手を大きく広げたりしていて、とにかくスヌーピーの幸せな瞬間を書いたんだ。足の部分が肝心で、地面にちゃんと影を書いて、スヌーピーが飛び上がって、全身で喜んでいるふうに書くことが大事。」と日本のファンに伝授した。
ここからさらにイベントは盛り上がりをみせ、日本版エンディング曲「A Song For You」を歌う絢香がサプライズで登場し、生歌を初披露。スヌーピーとチャーリー・ブラウンの絆を表現した心に響く歌詞とメロディ、そして透明感のある美しい歌声に、会場全体が酔いしれた。
1曲だけのライブを終え、絢香は「この映画のテーマにある『みんな、だれかのだいじ。』という言葉に共感して書いた曲です。皆さんの存在が、心細いときとか、落ち込んだときにそっと寄り添えるような曲になったらいいな、という思いで書きました。」と楽曲についてコメント。監督は「素晴らしい! この歌を聴くためだけに映画を見に行く価値がある。」と大感激した様子だった。
そして最後、再び「ILOVEスヌーピー!」の掛け声とともに、ステージが華やかに一足早いクリスマスライトアップで彩られ、イベントは幕を閉じた。