【イベントレポート】Bitter & Sweet、1stミニアルバム発売&<3rd SHOWCASE>開催決定

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田崎あさひと長谷川萌美のBitter & Sweetが、10月22日にHello!Project Official Shop 東京秋葉原店にてミニライブを開催し、ミニアルバムの発売と東名阪および長崎で行なわれる<3rd SHOWCASE>の開催決定を発表した。

◆Bitter & Sweet Hello!Project Official Shop 東京秋葉原店 ミニライブ画像

「明日、皆さんに嬉しいお知らせがあります‼」「とても嬉しいお知らせです」と、前日に更新したブログで、何かしらの発表を匂わせていたふたり。そんなビタスイからの“嬉しいお知らせ”を直接受けるため、会場はファンで満員となっていた。

開催場所がハロプロショップということもあり、ミニライブではふたりがハロー!プロジェクト楽曲のカバーを披露するところから。普段とは逆になる上手に田崎、下手に長谷川が位置して「時空を超え 宇宙を超え」(モーニング娘。'15)をしっとりと歌い上げてライブはスタートする。

「続いてはね、みなさんきっとド肝を抜くカバー曲を。」「そんなにハードルあげちゃって大丈夫なの?」とふたりが軽くやり取りをした後、流れてきたのは、相撲の太鼓の音。腕を組んで前を睨むふたりの姿に歓声が上がって、こぶしファクトリーの「ドスコイ!ケンキョにダイタン」。(完成度はどうあれ)振りまで真似て、何より楽しそうにパフォーマンスする姿に「ドスコイ!」コールも発生するなど観客は大喝采。「こんなに大きな振りをやったのは初めてだよね!」と、本人たちも披露できたことへの興奮が隠せない。

そんな盛り上がりを経て歌われたBEGIN「海の声」のカバー(auのCMで浦島太郎の“浦ちゃん”が歌っている)では、息のぴったりあった綺麗なハーモニーを響かせるなど、一連のカバー曲を通して、ビタスイの音楽的に器用なところを見せていく。同曲になってやっとピアノの前に座った田崎あさひが“一耳惚れ”したという「海の声」。今回のパフォーマンスにおけるバックトラックは、彼女がiPad mini(おそらく「GarageBand」)で制作したとのこと。

そしてここで、予告していた嬉しいお知らせのひとつ目、<3rd SHOWCASE>開催が発表される。「今回はチャレンジすることがふたつありまして、なんと、ツアーの中に愛知と大阪を含みます。そしてもうひとつ、東京を2日間行ないます。」と長谷川。ちなみに東京公演の日付を勘違いしていてステージ上で混乱するという微笑ましい様子も見られたが、とにかく彼女たちにとって初の愛知と大阪公演、および東京2日間公演。加えて、もし今回のツアーが大入りだった場合は、最終日の12月28日公演が1回から2回になるという。本人たちにとっても、またファンにとってもドキドキとワクワクの<3rd SHOWCASE>となるはずだ。

「それでもうひとつ、私たち、Bitter & Sweetのミニアルバムが発売されます!」

さらなる発表として、12月23日に1stミニアルバムの発売が明らかにされる。観客の驚きの声と拍手を体で受けるように、大きく手を上げて笑顔をみせる田崎、そして長谷川。このミニアルバムには、「Rolling Days」のBitter & Sweetバージョンのほか、ライブで歌ってきた音源化されていない曲や新曲が収録されるとのこと。「ほんとにみなさん、お待たせいたしました! という気持ちでいっぱいのアルバムです。まだレコーディングはしていないのですけども、近いうちにとりかかって、みなさんの手元に届くと思います。」と、田崎。なお、ミニアルバムは、12月13日の<Bitter & Sweet 3rd SHOWCASE>初日公演会場(名古屋・鶴舞DAYTRIP)から先行発売される(なお、11月20日には田崎あさひのバースデーライブ<Bitter & Sweet 3rd SHOWCASE another edition -ASAHI TASAKI Birthday LIVE->が大塚Deepaにて開催される)。

この後、ふたりは、そんなミニアルバムにも収録される「真夜中のLonely」と「Dream Girl」を、この嬉しい発表の瞬間を分かち合うために集まってくれたファンに届けた。

最後には、ファンから「おめでとう!」の声とクラッカーが鳴らされる逆サプライズも受けたビタスイ。「みなさんのもとに早くCDと歌詞カードが届いて、一緒に歌えるようなライブができたなと心から願ってます。」と、田崎が今後への希望を口にすれば、長谷川は「来年の夏に、恵比寿LIQUIDROOMをたくさんの人でいっぱいにしたいと思っています。」と、目標を語って、この日のライブを終了した。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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