【イベントレポート】真野恵里菜が『不思議の国のアリス』コス。ソロライブ開催発表も「手袋はもう作りません」
本編の盛り上がりを引き継いだまま「ゼンブダイスキ」から始まったアンコール。ここで真野ちゃんは近々に放送および公開となる出演作品をインフォメーション。12月公開の映画『orange』は、すでに撮影を終えたことを報告しつつ、「学園モノですよ。ピュアな恋愛モノですよ! パンチラないですからね(笑)。今のうちに学生の役とかピュアなものをやりたいんですよ!」と訴える。そして「そんな感じかな……あ、もう一個ありました。」と、うっかり告知がひとつ頭から抜けていたかのような演技をみせる女優・真野恵里菜。もっとも、本人よりも出演情報について詳しいようなマノフレが集まったカジュアルディナーショー初日であり、すでに真野ちゃんの口から情報が出尽くしていることを即座に確認すると、これから発表される内容は初出しのものであると認識。一気に期待感が高まっていく。
「なんと……1月にソロライブを開催しまーす!」
真野ちゃんからの発表があった瞬間、会場は割れんばかりの歓喜の声に包まれ、やがて万歳三唱。喜ぶマノフレを見ながら、真野ちゃんは「だからちょっと待ってって。なんでさっき『ライブは?』って訊いたの! わかるけど! もしかしたら今日発表あるかもしれないじゃん、って心に止めといてよ。」と、先ほどの質問に対してダメ出し。マノフレは、真野ちゃんのイベントにおけるMCおよび発表ごとの段取りをも先読みする能力が問われる。そう、“マノフレは紳士淑女の集まり”ではない。マノフレとは、物事の道理を理解し、相当の洞察力と先見の明を持った、思慮分別をわきまえた紳士淑女の集まりでなければならないのである。
ライブという形では約1年半振りとなる真野恵里菜のソロライブは、2016年1月を予定。詳細は追って発表となるが「(ライブに)行きたいな。来てよかったな。他の現場を諦めてよかったなって。他の現場行っちゃった人たちを後悔させるくらいのライブにしたい。」と、真野ちゃんは意気込みを語っていた。
さらに、真野恵里菜グッズについても話は及ぶ。自身が考案したEMロゴとともに、バッグやパーカー、ポロシャツなどなど、これまで数多くの“真野ブランド”のアイテムが発表されている。「なかなか難しいけど、ちょっといい素材だったりとか、使いやすさとか、できる限り考えてやりたいなって思って、ポロシャツとかワイシャツとか出させていただいたんですけど、“もしこういうのほしいな”っていうのがあったら、リクエストしてください。」と、コメント。確かに真野ちゃん、アイテムに関しては常に考えているようで、記者も以前ヒアリングされたことがあるが、特に“男の人はどういうものがほしいのか”ということに頭を悩ませているようである。
「男性がほしいものはなんだろうなって。マフラーとか考えているんです。で、去年のマフラーはちょっと短かったので、長さを足して作ろうかなーって思っています。……手袋はもう作りません。」
真野ちゃんの口から不意に出た「手袋はもう作りません。」のフレーズに、観客は大爆笑。こうして、「マノ手袋」の後継モデルはバッサリと否定されてしまったが、否定されればされるほど、あの伝説となった公式アイテムへの我々の期待は高まるというものである。
なお、アンコールでは、真野恵里菜作品の中で秋っぽい楽曲として「ラララ・ソソソ」を披露。そして最後は「Song for the DATE」を元気に歌い上げ、1月のソロライブへ余韻を残したままで、カジュアルディナーショーは幕を下ろした。
text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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