女優 純名里沙、8年ぶりアルバムのリリイベ決定

宝塚出身でNHK朝の連続テレビドラマ小説の主演も務めた女優 純名里沙が、8年ぶりにリリースするニューアルバム『Silent Love ～あなたを想う12の歌～』。このダイジェスト映像が公開された。

今作は、純名里沙としては初となる、全編ギターとのデュオによる作品。共演のギタリスト笹子重治は、ブラジリアン・スタイルのギタリストの第一人者として、また日本を代表する弦楽ユニット・ショーロクラブのリーダーとしても知られ、アン・サリーや畠山美由紀など、数々のアーティストを支えてきたギターの名手だ。

本作の収録楽曲は、ミュージカルや映画音楽より厳選した、色褪せることなく歌い継がれてきたラブソングを中心に選曲されており、12曲目の「candle」は純名里沙、笹子重治によるオリジナル楽曲となっている。3年間、女優活動を休業し、このデュオに専念してきた純名里沙が「自分の宝物」と語る本作品。CDの最後の仕上げであるマスタリングを手掛けたオノセイゲンは、以下のように語る。

「ギターと歌だけ。アコースティックでシンプルな編成。それだけ歌の感情、表情にダイレクトにフォーカスされる作品です。純名さんのようなスターで、すばらしいシンガーで、音にここまでこだわりあるアーティストは近年まれです。笹子さんとのコンビも鉄壁で、鎌田くんの録音が完璧です。ぼくは（再生方式の選択とかだけで）マスタリングではなにも変化させていません。完璧なミキシングに仕上がっているテイクはマスタリングでは、なにも変えてはいけない。クライアントを前にして、なにもしないマスタリングってちょっと勇気がいるのですが、とても重要な選択肢なのです。」── オノセイゲン

そんなサウンドにまでこだわった本作のハイレゾ配信でのリリースが決定した。アルバムリリース日と同じ10月21日より、HD-Musicを初めとする各ハイレゾ配信サイトで配信が始まる。


また、純名里沙・笹子重治のふたりが出演するインストアライブも決定した。10月24日のTSUTAYA六本木店を皮切りに、大阪、渋谷のタワーレコードでミニライブおよびCD購入者を対象としたサイン会を行なう。