フジテレビ『僕らの音楽』でザ・ビートルズ特集
フジテレビ『僕らの音楽』のスペシャル放送として、『僕らの音楽 2015秋のスペシャル“ぼくらのビートルズ”』が10月9日に放送される。
◆フジテレビ画像
解散して45年以上経た今もなお「史上最高のロックンロールバンド」と評され、愛され続けるビートルズの魅力に迫る今回の『僕らの音楽』は、ビートルズのメンバーが出会い、バンドを結成し、出す曲全てがチャートのナンバー1を獲得、スター街道を駆け上がり、アメリカ制覇、初来日、そして惜しまれながらも解散に至るまでを、一挙に振り返るという。
司会に草彅剛(SMAP)、進行を務める加藤綾子(フジテレビアナウンサー)、ゲストのリリー・フランキーがスタジオでビートルズの歴史を振り返り、ビートルズを敬愛してやまない評論家の湯川れい子や、鮎川誠(シーナ&ロケッツ)をはじめとするアーティストたちがコメントを寄せ、「なぜビートルズは時代・世代を超えて人々を魅了するのか」「なぜ僕らはビートルズが大好きなのか」を余すところなく語り尽くす番組だ。
演奏ゲストには、ビートルズの影響を受けた「ビートルズのひ孫世代」、ビートルズが解散して以降に生まれたアーティストたちが登場し、[Alexandros]は「ヘルタ・スケルター」を、miwaは「イエスタデイ」を、THE BAWDIESは「デイ・トリッパー」を、それぞれ独自の解釈・アレンジで演奏する。
番組の中では、世界中の誰もまだ目にしたことすらないビートルズの最新映像も放送される。11月6日に全世界同時発売となる「ザ・ビートルズ1」より、最新映像が世界に先んじて初公開されるというものだ。今回、英Apple Corps Ltd.の理解と協力のもと、11月6日(金)に世界同時発売となる『ザ・ビートルズ1』から、最新の技術で4Kクオリティーにまでレストアされた2曲の映像が登場する。1曲は1969年にリリースされた「ヘイ・ブルドッグ」だ。ごく一部のビートルズマニアの間で、「レディ・マドンナ」のミュージックビデオに、実は「ヘイ・ブルドッグ」の演奏風景が使われていたのではないかと言われてきたが、今回は、その「ヘイ・ブルドッグ」の映像を「ヘイ・ブルドッグ」の映像として4Kクオリティーにまでレストアしたもので、まさにファン待望の映像といえるものだ。もう1曲は、1965年にリリースされた「恋を抱きしめよう」で、今回初公開となる映像には「デイ・トリッパー」との両A面シングルとして発売されたこの曲のスタジオでの演奏中に、ジョン・レノンがポール・マッカートニーを笑わせようとしている様子なども含まれている。
制作を担当するフジテレビバラエティー制作センターの黒木チーフプロデューサーは、「いつの時代になっても、どんなに語っても語り尽くせず、発見があり続けるのがビートルズだと思います。草彅さん、リリーさんはじめ多くの皆さまから“いまの言葉”を、ロンドンのアップル・コアから“最新の映像”を頂きました。“最新型のビートルズ”(あるいは“この秋冬のビートルズ”)をお楽しみいただけると思います!」と語っている。
全世界にファンを持つビートルズだが、その活動期間は非常に短く、8年足らず(1962年デビュー、1970年解散)の間に発表した曲は全213曲、アルバム13枚で、全世界での累計売上枚数は、10億枚以上と言われている。
『僕らの音楽 2015秋のスペシャル“ぼくらのビートルズ”』
司会:草彅剛(SMAP)
進行:加藤綾子(フジテレビアナウンサー)
スタジオゲスト:リリー・フランキー
コメントゲスト:湯川れい子(評論家)/トータス松本(ウルフルズ)
YO-KING(真心ブラザーズ)/斉藤和義/
和田 唱(TRICERATOPS)/家入レオ/
鮎川 誠(シーナ&ロケッツ)/
ジョナサン・クライド(英Apple Corps Ltd.映像制作担当役員)他
演奏ゲスト:【Alexandros】/miwa/THE BAWDIES
◆ザ・ビートルズ・レーベルサイト
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