中田裕二、ニューALは『LIBERTY』＋年末ワンマン2daysも決定

シンガーソングライター・中田裕二が、前作『BACK TO MELLOW』から約1年ぶりとなるニューアルバム『LIBERTY』を11月25日（水）に発売することが決定し、併せて新ヴィジュアルも公開された。

オリジナルとしては5枚目、カヴァーアルバム『SONG COMPOSITE』を含めると通算6枚目にあたる本作『LIBERTY』（リバティー）。今作は、“ダンディズム”というキーワードを背景に、80sオマージュあふれるロック、ニューウェイブ、ヴィンテージソウル、ファンク、レゲエ、ラテン、ボサノヴァなど、前作『BACK TO MELLOW』で標榜したAOR（アダルト・オリエンテッド・ロック）をさらに押し拡げたかのような多彩なサウンドアプローチが採られているという。そしてさらに、全体としてよりポップに響かせることに注力したメロディに、ドラマのワンシーンを切り取ったかのような情緒とロマンあふれる詞を絡ませる中田ワールドの“最新版”が、力強くもしなやかに展開されているということで、実際の内容に期待が高まるところだ。

昨年2014のNHK BSプレミアム『The Covers』や、今春のフジテレビ系『水曜歌謡祭』のカヴァー曲のパフォーマンスで多くの人を惹きつけた艶やかな歌声もさることながら、本作では、それに比肩しうるソングライターとしての魅力が十二分にあふれている模様。なお、最新配信EP『STONEFLOWER』に続き、イギリスの名門「メトロポリス・マスタリング」の名手・トニー・カズンズ（Peter Gabriel、George Michael、David Sylvian、Adele、Simply Red、etc）が本作のマスタリングを手がけている。

また、初回限定盤DVDには、今年4月の中田のバースデーに行われたビルボードライブ東京でのライブ映像とミュージックビデオが収録されることも決定した。

そして、年末12月29日（火）＆30日（水）の2日間、自らが“ホーム”と呼び、これまでも度々ライブを行っている東京・日本橋三井ホールでのワンマンライブの開催も発表。初日は、アルバムのレコーディングにも参加したメンバーを中心とした通称・“ブルーネオンズ”と称されるバンドを従えての“リリース記念ライブ”、2日目は、テーマ／期限を決めない中田単独での弾き語りライブ・シリーズ「謡うロマン街道」の“年末スペシャルバージョン”という趣向の違ったワンマン公演をそれぞれ行う。