【ライブレポート】大塚 愛、愛に包まれたアニバーサリーライブ 「たっぷり愛して帰ってね」
感動的な余韻が残るステージでは、「もう一回」コールが鳴りやまない。ライブTシャツに着替えた大塚が、ひとりステージに戻ってきた。「今回スタイリングに14万かかったけど、12周年ということで12万まで値切りました!」と暴露すると、「ありがとう店長!」と画面越しにお礼を伝える。さらに今回のライブは映像配信サービス「dTV」でも生配信をしており、大塚は「みんな元気ー?」と遠く離れている視聴者にも声を掛けた(ちなみに、dTVでは今回の大塚 愛のアニバーサリーライブの模様を、ダイジェスト版に編集して後日独占配信することも決定している)。
そして、「戻りたいような戻りたくないような……今が一番いいな。そんな12周年だった。ファンの皆さん、スタッフ、マネージャー、友達、家族のみんな、本当にありがとうございます。もう、何もいらない。みんなの声と私の声だけあれば、もうそれでいいや。」と話すと、夜空を仰ぐように、すり鉢状になっている客席を埋めたファンの顔を眺めながら、「Birthday song」をアカペラで歌い始める。それがサビでは全員の大合唱に変わり、12周年を迎えた大塚と、それを応援してくれたファンが互いに祝福しあった。
「ただで帰すわけにはいかない。どこでも聴かせてない曲を。」と、今度は大塚、未発表の新曲をピアノ弾き語りで披露する。「日々、生きていれば」と名付けられたこの曲は、「辛くても、悲しくても、生きることで感じられる小さな幸せ」を綴った、優しくも心強いバラードである。
さらに12周年を噛みしめるようにデビュー曲「桃ノ花ビラ」を歌った後は、バンドメンバーもステージに戻り、ライブはついに最後の曲へ。「またいつの日か皆さんに会えるよう、私も一歩一歩、遠回りしながら歩いていこうと思います。」と語り、観客の暖かい手拍子の中、「ネコに風船」をやさしく歌い上げた。
観客に深々とお辞儀をし、涙ぐみながらも「愛してるよー!!」と笑顔で伝えた大塚。空と歌と人。すべてがロマンチックな色に染まった<大塚 愛 LOVE IS BORN 〜12th Anniversary 2015〜>は、この日しか作れない唯一の時間と空間を創りだし、多くの人の、大きな愛に包まれながら幕を閉じた。
なお余談だが、ライブ中に大塚も触れていたdTVは、人気アーティストのライブを毎月生配信しており、次回の生配信は10月11日に日比谷野外大音楽堂で開催される、<和楽器バンド 1st JAPAN TOUR 2015>のツアーファイナルを予定している。dTVはドコモ以外の方も利用可能で、初回31日間は無料となっている。詳細はdTVの特設サイト(http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0005004)にて。
<大塚 愛 LOVE IS BORN 〜12th Anniversary 2015〜>セットリスト
2. モアモア
3. Mackerel's canned food
4. Creamy & Spicy
5. バイバイ
6. 半熟たまご
7. drop.
8. GIRLY
9. クムリウタ
10. 君フェチ
11. シャチハタ
12. 黒毛和牛上塩タン焼680円
13. LOVE FANTASTIC
14. ポンポン
15. つくね70円
16. Happy Days
17. ロケットスニーカー
18. さくらんぼ
(アンコール)
1. Birthday Song
2. 「日々、生きていれば」
3. 桃ノ花ビラ
4. ネコに風船
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