ボブ・ゲルドフ、個人で難民の受け入れを申し出る
島を購入して難民を受け入れようと提案した富豪がいるが、ボブ・ゲルドフはいますぐ個人で4家族を受け入れる準備ができているそうだ。
トルコの海岸で溺死した幼児の写真に衝撃を受けたゲルドフは、金曜日(9月4日)、「いま起きていることには我慢がならない」と、アイルランドのラジオ局RTE Radio Oneにこう話した。
「僕は準備が整っている。ラッキーなことに、僕はケントに家とロンドンにアパートメントを持っている。僕と(パートナーの)ジェーンは、3家族をいますぐケントの僕らの家に、1家族をロンドンのアパートメントに迎える用意ができている。彼らが未来を手にするまで、いてもらっていい」
ゲルドフのこの発言は賛否両論で、「さすが、ゲルドフ」と称える人たちがいる一方、難民の受け入れに取り組む地方自治体からは「残念ながら非現実的だ」との意見も上がっている。
ゲルドフがこう話したころ、デイヴィッド・キャメロン首相は、英国が受け入れる難民の数を拡大すると発表した。
Ako Suzuki