【潜入レポ】中田裕二、初のニコ生は至福の歌と気さくなトーク。

そして気が付けば、もう1時間が経過。「またここ、ヨーロー堂でやりたいです」と、ニコ生に再び出演することを誓って本編は終了し、プレミアム会員が視聴できる時間帯へ。そのトークの中で、これからレコーディングに励むという中田は、年内にアルバムを出したいと語ってくれた。

「せっかくの素敵な浅草の夜ですから」と、延長戦として再びライブがはじまった。この街に合いそうだからということで歌った「サブウェイを乗り継いで」は本当にぴったりで、語りの部分の渋さもこの場にジャストだ。続いて、「浅草の夜をみなさんとフライトしましょう」と言って歌ったのはアップテンポのナンバー「MIDNIGHT FLYER」。会場では手を頭上で叩く人もいたほど情熱的だった観客のハンドクラップと、リズミカルなギターがグルーブを生み出し、楽曲にある激情がぐっと現れたパフォーマンスとなった。今回番組では最終的に、1万7千人以上の来場者数と千近いコメント数を記録し、中田裕二初のニコ生は大成功のうちに幕を閉じた。長い余韻の残る素晴らしいライブと、そのイメージをくつがえすような気の置けない楽しいトークによる贅沢なひと時であった。中田裕二の魅力をさらに日本中へ届けて欲しいという願いも込め、また近いうちに行われることを期待したい。

text by RYOKO SAKAI