ウルフルズ、新MVのキーワードは“おっさん達の連帯感”

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ウルフルズの新曲「ロッキン50肩ブギウギックリ腰」のミュージックビデオが公開された。

◆ウルフルズ「ロッキン50肩ブギウギックリ腰」MV映像

この楽曲は、歳を重ねる毎に訪れる身体の悩みが面白く綴られており、24にものぼる症状を歌詞にしている。「この歌の主人公は、身体がボロボロなんだけど、結構元気(笑)。ノートを開いて右側のページに病気を書き出しまくって、それに音楽用語を混ぜながら左側のページに歌詞を書いていった」と作詞・作曲をしたトータス松本は語っているが、まさにウルフルズ節炸裂のインパクトの大きい楽曲である。

映像の監督は、ウルフルズの作品を多く手掛けている竹内鉄郎氏が担当。あのちょんまげ姿が記憶に残る「ガッツだぜ!!」や、「明日があるさ」等、多数の作品を手掛けてきたが、ウルフルズ復活後は今回が初のタッグとなる。

このミュージックビデオを制作するにあたり、監督との打ち合わせの中で出てきたキーワードは、とにかく「大人のバカバカしさ」と「おっさん達の連帯感」であったという。「HIDALI(読み方:ヒダリ)」という集団による振り付けで、同じ格好をしたダンサー達(メンバー含む)が一緒に奇妙なダンスを繰り広げ、単調な動きではあるが、そこにウルフルズらしく熱さと泥くささをプラスし一体感を生み出したということ。日常のひとコマの中で踊りながら、日常で起こる症状が表現されており、笑いなしでは観る事のできない、そして切実な作品に仕上がっている。白いジャンプスーツ、そしてアフロのウィッグを被り髭をつけたメンバー、胸元には50肩の「50」と書かれたワッペン…。最早、誰が誰だかわからない…。とにかく体を張って踊りまくったミュージックビデオは、これぞウルフルズ!というパワフルな作品に仕上がっている。

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