【ライブレポート】LoVendoЯ、メジャーデビュー後初のツアーがスタート。新曲3曲も初披露
LoVendoЯのメジャーデビュー後初となるライブツアー<LoVendoЯ LIVE TOUR 2015 MAJOЯ!>が、7月25日、Shibuya eggmanからスタート。初日公演では新曲3曲も飛び出し、バンドとしての色、輪郭をさらにくっきりと浮かび上がらせるステージングを展開した。
◆<LoVendoЯ LIVE TOUR 2015 MAJOЯ!>初日公演 画像
初日公演はチケットもソールドアウトし、当日券も出せないほどの超満員。ギターの魚住有希作曲によるオリエンタルな匂いを感じさせるインストの中で、メンバーがステージに姿を見せれば、フロアはもうそれだけで熱狂。ハンドクラップと歓声が交差していく。“MAJOЯ!(メジャー)”というツアータイトルが示すように、ライブは彼女たちのメジャーデビューシングルから「いいんじゃない?」で幕開け。オーディエンスの熱いコールが、バンドサウンドに勢いをつける。そしてさっそく、今回のツアーで初披露となるボーカルの岡田万里奈作詞、魚住有希作曲の新曲「渚のシチュエーション」へ。軽快なロックビートでキュートなサウンドは、初出しとは思えない盛り上がりを生み出していく。
今回のツアーは、田中れいな、岡田万里奈、魚住有希、宮澤茉凛のメンバー4人に加えて、2014年の夏以来、久々となる林束紗をサポートベースに、そしてMIZUKIをサポートドラムに迎えた6人編成。「今までの初日は始まる感があった。今回は、いい意味でない。リラックスできてる気がする。」と、初日を迎えた感想を語った田中は、「このツアーを通して新しい一面も見せていければ。」と、意気込む。
すでにボルテージ最高潮なオーディエンスを、LoVendoЯ初のオリジナル曲「この世に真実の愛が一つだけあるなら」や、中島卓偉が提供した「イクジナシ」などで貪欲に狂い咲かせていく彼女たち。ほとばしる熱いコールは、ライブ空間の熱量をただひたすらに引き上げていく。
「想像以上に暑いですね。」「みんな息できる?」と、汗を滲ませるボーカルふたりに、前方のファンが仰いで風を送りながらのMCでは、序盤にサラリと披露した新曲「渚のシチュエーション」について、田中が今の今まで「渚」というタイトルだと思っていたことが発覚。「“シチュエーション”なくても“渚”で伝わるよ。」と開き直りまでもみせていく(もっとも、メンバー、スタッフ含め、みんな「渚」と略していたためこの誤解が生まれた)。そんな「渚のシチュエーション」は、岡田曰く「夏といえば恋かなって思って。(魚住)有希ちゃんから曲をもらった時に“夏っぽいな”って感じて、ずっとふたりで「夏の曲作りたいね」って言ってて。だからこの曲に作詞をするなら、夏の恋の歌。あと、みんなが覚えやすい、みんなが一緒に歌えるところを入れたいねって話をしてたので、そういう歌詞にさせてもらいました。みんなに浸透させて、ライブで盛り上がるナンバーに育てていきたいと思います。」とのこと。
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