ブリング・ミー・ザ・ホライズン、衝撃的な進化を遂げた最新作

ブリング・ミー・ザ・ホライズンの5thアルバム『ザッツ・ザ・スピリット』が9月11日に発売となる。日本盤は9月16日発売の予定だ。

◆ブリング・ミー・ザ・ホライズン画像

デス・コアの急先鋒としてのデビューからメタル・コアへの変遷を経て、2013年リリースの前作『センピターナル』で更にサウンドを進化させ見事クロスオーヴァーに成功、バンド史上最大のセールスを叩き出し、評論家筋の称賛をも勝ち得ることに成功した彼らだが、今作はそんなジャンルの垣根をも凌駕するさらなる革命的進化を遂げた作品になっているという。


「今作ではスクリームしていたヴォーカルが歌ったっていうこと以上のチャレンジを強いられた。バンドの歴史を全く知らない人をも納得させられるようなものに立ち返らなければいけなかった。」──オリヴァー・サイクス

今作はプロデュースのすべてをオリヴァー・サイクスとジョーダン・フィッシュ（キーボード/プログラミング）で手掛けたことで、バンドの意思がそのまま注ぎ込まれた純度の高いアルバムになったようだ。

「プロデューサーを否定しているわけじゃない。でもときに彼らは自分たちの役割を正当化してしまうときがあるんだ。彼ら抜きでやることはそんなに難しいことじゃない。すべての要素を最適な方法で広げてみて、そこから取り組んでみようってことになったんだ。」──オリヴァー・サイクス

これまでは北米でのリリースはパンクの名門エピタフ・レコーズからリリースされてきたが、今作ではコロンビアと契約、全世界を見据えた勝負作となっており、「ドラウン」「ハッピー・ソング」に続きアルバムからの1stシングル「スローン」も、iTunesアルバムプリオーダーとともに公開されている。