【連載】青SHUNコラム第62回『博多祇園山笠をご紹介!“追い山”は意外な所から始まった!?』

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福岡発ロック系アイドルユニット「青SHUN学園」学園長&プロデューサー、SHUNです!
今回のコラムは、先日に続き福岡の“良かとこ”を紹介したいと思います。

ただし!今回は場所ではなく“催し物”です。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか??博多(福岡)の「山笠」
正式には「博多祇園山笠」です☆★


福岡に長年住んでいる僕としては、この行事が始まることで「ああ、夏が来たな。」と実感するものです。僕自身、山を担いだことはないのですが、酒屋でバイトしていた時期、店の前を、山を担ぐ皆さんが通ると、店主さんから「水かけてこい!」と(笑)
暑いので、水をかけて応援するのです。“祭り”への、色んな関わり方があるんですね☆★


さて、まずはその歴史をご紹介!(公式HP引用)

   ◆   ◆   ◆

◆起源770年の歴史「博多祇園山笠」
博多祇園山笠の起源には諸説がある。櫛田神社の社伝によると、祭神の一つ祇園大神(素盞嗚命)を勧請したのが天慶四(941)年。すでに都(京都)では現在の祇園祭につながる御霊会が行われており、勧請間もなく始まったという説。また、文献的初見である「九州軍記」に基づいて永享四(1432)年起源説もある。

諸説がある中で、博多祇園山笠振興会は一般に広く知られている聖一国師が仁治二(1241)年、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)をまいたのが始まりという説を取っている。当時は神仏混淆の時代。これが災厄除去の祇園信仰と結びついて山笠神事として発展したというのだ。この1241年を起源として、2011年の本年は丁度770回目の記念すべき開催となる。

時代は鎌倉、室町から戦国時代。博多の町は大陸貿易の基地として栄え、それが故に戦国大名、豪族の争奪の場となって焼け野が原と化した。その復興を命じたのが豊臣秀吉で、「太閤町割り」「博多町割り」と呼ばれる。その間、博多山笠も隆盛、衰退を繰り返したに違いない。 山笠は、古くは高さ15メートル前後のものをゆっくりと舁いていたが、「櫛田社鑑」によると、貞享四(1687)年正月、竪町(恵比須流)に嫁いだ土居町(土居流)の花嫁が、花婿ともども里帰りしたところ、土居町の若者が余興として花婿に桶をかぶせるなどしたため、竪町の若者が怒って押しかけて一触即発に。この場は何とか収まったが、夏のお祭りの際、恨みが残っていた恵比須流が昼飯を食べていた土居流を追い越そうと走り出し、土居流も負けてはならじと走り、これが評判を呼び、「追い山」に発展したという。

明治維新後も何度かの危機を乗り越えて現在の博多祇園山笠がある。

   ◆   ◆   ◆


始まったばかりはゆっくりだった山笠が、地域のいさかいが原因で現在のタイムを競う追い山に発展した、という奇想天外な事実?を初めて知りました(笑)
なるほど~!今の「追い山」は、博多祇園山笠の特徴ですし、重ねられた歴史を感じます。
祭りは人の手によって出来るもの。変わらず守るもの、変わって発展するもの、様々ですし、だから心底面白いですね☆★

◆下記は今後のスケジュールです!(公式HP引用)

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7月1日 注連(しめ)下ろし 祭り初日に舁き山笠の流区域を清める行事。

7月1日 ご神入れ 山笠に神を招き入れる神事。商店街などに建つ飾り山笠が先行する。

7月1日 当番町お汐井(しおい)とり その年、各流の当番長になった町の面々(流当番のところは流役員)が、一足先に箱崎浜まで駆けて行き、汐井(真砂)を小さな升やテボ(竹ヒゴで編んだか ご)に入れて持ち帰る。

7月9日 全流お汐井(しおい)とり 1日の夕方の当番町お汐井とりと主旨と行動はほぼ同じであるが、各流の舁き手が揃うから圧巻だ。

7月10日 流舁き いよいよ舁き山笠が登場。それぞれの流区域内を舁き回ることからこの名がある。

7月11日 朝山笠 これも流舁きであるが、早朝に町総代や旧役員を呼んで接待するところから祝儀山とも呼ばれる。

7月11日 名流舁き 1日2回舁くのはこの日だけ。流の外に出る所からこの名がある。

7月12日 追い山笠ならし 文字通り追い山笠のリハーサル

7月13日 集団山見せ 福岡市の要請で昭和37年から始まった。

7月14日 流舁き 「櫛田入り」の練習をする流もある。

7月15日 追い山笠 大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。
その後、境内を出て旧博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」を須崎町の廻り止め(ゴール)を目指して懸命に舁く。
「櫛田入り」「コース」ともに所要時間を計測する。
櫛田神社の能舞台では午前6時から荒ぶる神様に捧げる鎮めの能が演じられる。

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との事です☆★是非ともお楽しみにしてください!!


面白味がたくさん詰まった博多(福岡)。食べ物は安くて美味しい!
前回書いたコラムでも紹介しましたが、人気観光名所は数知れず。

それに加え、8/9(日)には福岡BEAT STATIONにてプチアイドルフェスも開催。
アイドル戦国時代と呼ばれる昨今、福岡・九州には数多くのアイドルが軒を連ね存在します。
今回は北海道・東京・名古屋・山口など全国からアイドルさんも遠征し、地元福岡・九州のアイドルと合同アイドルフェスが開催されるのです!

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(株)ノーメイク主催LiveEvent
『アイドル☆レボリューション~日本列島で織り成すオーエーオー!in福岡~』
【日付】2015/8/9(日)
【場所】福岡BEAT STATION
<1部>OPEN 11:00/START 11:30
●10COLOR'S(山口)
●Star☆T(愛知・豊田)
●ICE☆PASTEL(北海道)
●熊本CLEAR'S(熊本)
●hipS Ship(福岡・井尻)
●Niimo(大分)(1部のみ)
●VIC:CESS(東京)
●Smile(福岡・筑豊)
●青SHUN学園・東京チーム
<2部>OPEN 15:30/START 16:00
●VibeS(特別コラボユニット)
●かのん(O/A)
【料金】各部 2,000円(要1D) ※1部&2部通し券⇒3,500円(各部に要1D)
※詳細は変更になる場合がございます、ご了承ください。
【内容】福岡発ロック系アイドルユニット「青SHUN学園」の学園長&プロデューサーであり、アニソンアイドル「VibeS」でも活動中のSHUNが全国のアイドルに声をかけ、
福岡の街をアイドルで活性化、そして全国の素晴らしいアイドルさん達を福岡のアイドルファンに認知して欲しい事を目的としたアイドルイベント。
【ご予約】
(1)ticket@nomake.jpへ直接メール!お名前・人数をご記入しお送りください。
(2)青SHUN学園公式HPの8/9イベント詳細の予約ページからご予約!
(3)各アイドルユニットの公式HPからご予約!

是非、たくさんのご来場をお待ちしております☆★

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