【ライブレポート】森山直太朗、大太鼓とダンスで見せつけた振り幅の広さ

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終盤では、「さくら」で客席を魅了したかと思うと、つかみどころのないキャラクター全開のトークで笑いを誘う、緩急自在なステージを展開。笑いあり涙ありの、ジェットコースターのようなステージングに心地よく感情をゆだねているうちに、会場はいつしか不思議な一体感に包まれていく。そして、アルバムのタイトル曲であり、長い人生の旅路を仄かに照らす灯りのような楽曲「黄金の心」を、それぞれの心の奥へ置き土産のように残して本編は幕を閉じた。

アンコールの声援を受けて再び登場した直太朗は、「皆さんに個人的なご報告があります。9月9日にシングルをリリースすることになりました!」と新曲のリリースを報告。そして、この最終公演のライブ音源から数曲CDに収録されることも明かすと、会場には大歓声が沸き起こった。惜しまれつつ、ライブのラストナンバーとなったのは「太陽」。みずみずしい生命感に満ちたこの曲を晴れやかに歌う直太朗に、客席も大きく手を振って応え会場いっぱいの笑顔が全国ツアーのフィナーレを飾った。

なお、9月9日にリリースされるニューシングルのタイトルは「生きる(って言い切る)」。収録楽曲などの詳細は後日発表されるとのこと。

New Single「生きる(って言い切る)」

2015年9月9日(水)リリース
※詳細未定


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