ぽっちゃり系タレントとしても活躍中(?)のバリトンサックス娘、浦朋恵の新ビジュアルは摩訶不思議。
大阪の女性バリトン・サックス/クラリネット奏者の浦朋恵が、ニューアルバム『ナツメヤシの指』を7月2日に発売する。そのカバー・アートと最新アーティスト写真が公開された。
◆浦朋恵 アルバム『ナツメヤシの指』ジャケット画像
2010年にアルバム『Rockin’ At The 1,000,000 Restaurants』でソロ・デビューして以降、ムッシュかまやつやエゴ・ラッピン、ハナレグミ、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、ceroらのライヴ&レコーディングに参加し、2014年にはフジロックにも出演した、浦朋恵。今作『ナツメヤシの指』は、近年はぽっちゃり系女性タレント(?)としても活躍する彼女にとって2013年のミニアルバム『Got You On My Mind』以来、2年ぶりのニュー・アルバムとなる。
スカ~ロック・ステディ~レゲエ、ラテン、カリプソ、(とりわけニューオーリンズの)R&B、等々、椰子の木(海側)やナツメヤシ(砂漠)が似合うエキゾチックな音楽に影響を受けたオリジナルナンバーが全11曲収録される。マーティン・デニー風“エキゾチック・サウンド”と“イケイケ・ソウル”が合体したオープニング・ナンバー「魅惑のエキゾチカ」から痛快な1枚だ。
また、参加ミュージシャンも、エマーソン北村、伊藤大地(SAKEROCK)、ジェントル久保田(在日ファンク、Gentle Forest Jazz Band)など豪華な面々だ。そして今回公開されたジャケット・デザインとアーティスト写真も、極上のごった煮エキゾ・グルーヴにピッタリの摩訶不思議で求心力にあふれた仕上がりとなった。
なおアルバムに関して浦朋恵は、このようにコメントを寄せている。
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「夏は苦手です。でも音楽の好みはガンボ流ロックンロール、鯔背なスカ、ロックステディは蜜の味、ラテン音楽全般、フラミンゴ印のドゥーワップ、マイアミ・デスコ、書き割り型エキゾチック音楽……と“椰子の木柄のシャツ”が似合う、そっち寄りの音楽ばかり、という不思議。今回のアルバムはそんな私の自家製熱帯夜コレクションです。日本語歌詞による歌ものにも(とうとう)手を出してしまいました。街灯をお日様と勘違いした深夜蝉のシャカシャカ、クーラーではなく扇風機の生温い風、蚊取り線香と一緒にお楽しみ戴ければ幸いです。」──浦朋恵
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1981年岐阜県生まれ。大阪を拠点に活動するバリトン・サックス、クラリネット奏者/作曲家。大学時代から本格的に演奏活動を始める。後期ラリーパパ&カーネギーママのメンバーとして活動した後、渡米。クレズマー・クラリネット奏者アンディ・スタットマンに師事する。
2010年に『Rockin’ At The 1,000,000 Restaurants』でソロ・デビュー。その後、2012 年にセカンド・アルバム『Walkin’ With Mr. Bimbo』、2013年にサード・ミニ・アルバム『Got You On My Mind』、元デタミネーションズの高津直由をフィーチャーしたシングル「Twilight Time」、ロッキン・エノッキーとの連名バンド The Rockin’ Bari-Tones 名義のロックンロール・アルバム 『The Rockin’ Swamp Bari-Tones』、2014 年にアナログ限定のベスト・アルバム『ウラチャンのブンガワン・ソロ』を連続リリース、同年のフジロックフェスティバルにも出演している。
また、サックス奏者としてムッシュかまやつ、EGO-WRAPPIN’、ハナレグミ、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、川本真琴、チチ松村、cero、伊東ゆかり、チャラン・ポ・ランタン、パンチの効いたオウケストラらのライブ、レコーディングに参加、ぽっちゃり系タレント(?)としてもフジテレビ『10 匹のコブタちゃん』、テレビ朝日『さんまのコンプレックス芸能人杯』、ミッシェル・ゴ ンドリー監督作品『Tokyo』等のテレビ番組、映画に出演、肉コラムニストとしても活動している。
2015年07月02日発売
PCD-24411 ¥2,400+税
[収録曲]
1. 昔はカッコヨカッタネ
2. 魅惑のエキゾチカ
3. ナツメヤシの指
4. カリプソス、ブギーズ&ブルービート
5. 岐阜県道480号線飛騨古川停車場線
6. 橋からこっちの話
7. Rana Ulma
8. ツライ&クビー
9. それがいい、と思う
10. 星影のロックステディ
11. ボーンアゲイン
関連リンク
◆浦朋恵 オフィシャルサイト