エロール・ブラウンに、ミュージシャン仲間が続々と追悼
ビヴァリー・ナイトやナイル・ロジャースら多くのアーティストが、ホット・チョコレートのフロントマンであるエロール・ブラウンに次々と追悼メッセージを贈っている。肝臓がんとの長い闘病の末に、5月6日(水)に自宅で息を引き取ったエロール(71歳)の訃報を受け、ビヴァリーはツイッターでその悲しみを表した。「本当にショックを受けています。エロール・ブラウンは本当にカリスマ的なパフォーマーでした」
◆ホット・チョコレート画像
さらに、元スウェードのバーナード・バトラーは「ああ、エロール・ブラウン、グッバイだ。こっそりと ワウペダルを通したコンガをいつも思い出させるよ」とコメントした。
ナイル・ロジャースは、ツイッターで「あの日、良い時間を共に過ごしたよな。 エロール・ブラウン、安らかに眠れ」と追悼した。
10年以上前にエロールと一緒にツアーを回ったドラマーのジョン・アトキンソンは「エロール・ブラウンがなくなったなんて、本当に悲しいよ。2003年と2004年に一緒にツアーを回った…彼は完全なるスターだったよ。本当に素敵な人で、素晴らしい声を持ち合わせていたよ」とコメントしている。
また、クリス・エヴァンズは7日(木)の自身のラジオ番組をエロールの特番にするとし、振り付け師のアーリン・フィリップスは「なめらかな声を持った、魅力的で才能があるエロール・ブラウンよ、安らかに」とエロールのその独自の声を懐かしんだ。
エロールのマネージャーであるフィル・デイルは、「エロールは温和な人で、エロールのことを知っている全員がその不在を恋しがることになる私の友人のひとりでもありました。彼の残した素晴らしい音楽という遺産は、生き続けるでしょう」とこの訃報を認めた声明の中でコメントしていた。
妻ジネットと娘2人の家族をもうけたエロールは、2003年にイギリスの大英帝国勲章を授かり、翌年にはアイヴァー・ノヴェロ・アワードで英国音楽への功績を称えられていた。1970~80年代を通し「ユア・セクシー・シング」「エヴリ1ズ・ア・ウィナー」「ソー・ユー・ウィン・アゲイン」など50か国以上でヒットを立て続けに飛ばしている。