『ブラック・メタルの血塗られた歴史』映画化
メイヘムのオリジナル・ギタリスト、ユーロニモスとブラック・メタル・シーン描いた映画『Lords Of Chaos』が製作される。
◆『ブラック・メタルの血塗られた歴史』画像
映画は同名の本(日本語タイトル『ブラック・メタルの血塗られた歴史』)を基に、コールドプレイの「Magic」やマルーン5の「Moves Like Jagger」、オジー・オズボーンの「Let Me Hear You Scream」、ビヨンセ&レディー・ガガの「Telephone」などのミュージック・ビデオを手がけたスウェーデン人のJonas Akerlundが監督。リドリー・スコットのプロダクション会社Scott Freeなどが製作する。Akerlundはポール・マッカートニーの『Live Kisses』、マドンナの『The Confessions Tour』、「Ray Of Life」でグラミーを3度受賞している。
また、マコーレー・カルキンの弟ロリー、映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でバンシーを演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの出演が決まったそうだ。
ユーロニモスは、1984年にメイヘムを結成。1993年25歳のとき、オスロのアパートメントでノルウェーのブラック・メタル・シーンを代表するミュージシャンの1人でメイヘムにもサポート・メンバーとして参加したことがあったヴァルグ・ヴィーケネスによって殺害された。
現在のところ、どの俳優が誰を演じるのかは発表されていない。この秋、ノルウェーで撮影をスタートする予定だという。
Ako Suzuki